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| まさか南アフリカの自然の中をブガッティで走ろうという猛者がこれほど存在しようとは |
2026年3月、世界で最も高級な自動車ブランドの一つであるブガッティが、オーナーを募って南アフリカを縦断する「ブガッティ・グランドツアー 2026」を開催したと発表。
総勢29台ものブガッティが喜望峰から野生の王国まで、息を呑むような絶景の中を駆け抜けた8日間の様子が公式コンテンツとして公開されています。
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この記事のポイント(要約)
- 究極の冒険: 2026年3月、南アフリカの西ケープ州を中心に8日間にわたり開催
- 豪華な顔ぶれ: CEOメイト・リマック氏ら首脳陣も同行し、オーナーと寝食を共にする
- 絶景のルート: ケープタウンを起点に、伝説の海岸道路や野生保護区を走破
- 文化と伝統: 現代美術館でのディナーや、伝統料理「ブライ」を堪能する極上の体験
なお、参加したのは「超富裕層」ということもあって、宿泊先や食事にも「ブガッティの名にふさわしい」レベルのものが用意されたことは想像に難くなく、開催元のブガッティにも相当な苦労があったことが伺えます(事前の調査や段取り、開催中の運営など、究極レベルに周到な準備が要求されたのだと思う)。

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喜望峰に響くW16エンジンの咆哮
ツアーの最初の舞台となったのは、アフリカ大陸南西端の「ケープタウン」。
モルスハイイムのブガッティ本社から丁寧に運ばれたオーナーたちの愛車がテーブルマウンテンの麓に集結したといい、つまりこのツアーに参加したのは「現地のオーナー」のみではなく、欧州からはるばる参加した人たちも少なくはない、ということに(もう完全に世界が違う)。

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野生と機械の融合:クワンデ自然保護区への旅
特筆すべきはその走行ルートの美しさで、世界で最も美しい海岸道路の一つとされる「チャップマンズ・ピーク・ドライブ」では切り立った崖の上をブガッティのハイパーカーが連なって走るという”世にも稀な光景”が繰り広げられたそうですが、今回のツアーで最も印象的だったのはクルマを降りて過ごした「クワンデ私立ゲームリザーブ(野生動物保護区)」でのひとときなのだそう。
- サファリ体験: ヒョウ、ゾウ、ライオン、キリンなどが自由に闊歩する保護区をプライベートツアーで巡る
- 南アフリカ流の夜: 満天の星空の下、焚き火を囲んで南アフリカ伝統のバーベキュー「ブライ(Braai)」を楽しみ、オーナー同士やブガッティ首脳陣との絆を深める

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グランドツアー2026:行程と主な立ち寄り先
| 立ち寄り先 | 特徴・体験内容 |
| ケープタウン | Zeitz MOCAA(現代美術館)でのガラディナーで開幕 |
| 喜望峰 | 大西洋とインド洋が交わる、大陸の象徴的な門 |
| タルバッハ | ケープ・ダッチ様式の建築と、歴史あるワイナリーを訪問 |
| ルート62 | 世界最長のワインルート。ハイパーカーの性能を解き放つロングドライブ |
| フランシュフック | 最終地点。モーターミュージアムを訪れ、自動車文化の歴史を共有 |

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競合他社を圧倒する「ブガッティ・コミュニティ」の絆
フェラーリやランボルギーニなど他のスーパーカーブランドでも公式ツアーを行うものの、ブガッティのグランドツアーは「家族のような密接さ」が特徴だとされ、CEOのメイト・リマック氏をはじめとする経営陣が自らステアリングホイールを握って走り、数億円の車両を所有するオーナーたちと物語を共有することになりますが、これはつまるところ、単なる「走行イベント」ではなく、ブランドの精神を体現する「ライフスタイル・エクスペリエンス」そのものとも表現することが可能です。

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結論:ブガッティが提供するのは「一生モノの記憶」
「南アフリカは、比類なきクルマたちが遊ぶための最高の遊び場だった」と語るブガッティ・オトモービルのマネージング・ディレクター、ヘンドリック・マリノフスキー氏。
同氏の言葉に偽りはなさそうではあるものの、この価格帯のハイパーカーを輸送し、そしてときには舗装なき道を8日間も走るというのはなかなか(オーナーにとって)思い切ることができるものではなく、しかし様々な懸念を振り払って参加したからこそ、こういった「非日常」を体験できたのかもしれません。

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2026年のグランドツアーは、単に予定を消化し目的地に到達することではなく、南アフリカの野生美、豊かな文化、そしてエンジニアリングの粋を集めたマシンが融合することで生まれる「魔法のような瞬間」を分かち合う旅。
ブガッティを所有するということは、こうした特別な世界への切符を手にするということがよく分かるイベントだと思います。

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