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ブガッティ「ヴェイロン」誕生20周年を祝う特別イベント「ル・プチツアー」開催。フランス・モルスハイムにオーナーが集結する

ブガッティ「ヴェイロン」誕生20周年を祝う特別イベント「ル・プチツアー」開催。フランス・モルスハイムにオーナーが集結する

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| ブガッティだけに「おもてなしも最上級」 |

ブガッティ・ヴェイロン誕生20周年を祝う「ル・プチツアー」

ブガッティ・ヴェイロンは今年で20周年を迎えますが、その本拠地(本社所在地)であるモルスハイムにて開催された「ブガッティ・フェスティバル」にて、ヴェイロンのオーナーたちが一堂に会することに。

ここでは誕生20周年を祝う特別なイベント「ル・プチツアー(Le Petit Tour)」が開催され、その様子が公式コンテンツとして紹介されています。

ヴェイロンは2005年に登場して以来、比類なきエレガンスと圧倒的なパフォーマンスを融合し、自動車工学の可能性を再定義した存在であり、近年ではその価値が再評価され、市場での価値と存在感を高めつつあるハイパーカー。

今回のツアーでは、オーナーたちが愛車とともにアルザスの地を巡り、その伝説を改めて体感することとなったようですね。

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アルザスの絶景を巡るツーリング

初日の夜はオーナー同士が集まり、美食と共に思い出を語り合う温かな時間が設けられたそうですが、その翌朝にはヴェイロンの「コンボイ」はモルスハイムからヴォージュ山脈へと向かい、雄大な自然の中でドライビングを堪能。

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途中立ち寄ったのは、12世紀に建てられ「アルザスの目」と呼ばれるシャトー・ド・オー=バール。

美しい景観と歴史的背景を誇る場所で、参加者は地域文化と美食を味わった、と説明されています(アルザスは美食の都としても知られる)。

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ブガッティと深く結びつく特別な場所へ

午後の行程では、1920年に建てられた「ヴィラ・ルネ・ラリック」へ。

ガラス工芸の巨匠ルネ・ラリックの邸宅であり、ブガッティと芸術的価値観を共有する象徴的な場所でもあり、ここでの停留は、伝統と革新を重んじるブガッティの哲学を体現するものだったとされ、こういった体験ができるのもブガッティオーナーの特権なのかもしれません。

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シャトー・サンジャンでの祝宴

その夜、モルスハイムのシャトー・サンジャン(ブガッティ本社)に戻ったオーナーたちは、オランジュリーでの晩餐会に出席。

ストラスブール歌劇団による三幕のオペラ公演も行われ(さすがはブガッティである)、フェルディナント・ピエヒ博士が描いた「ハイパフォーマンスと優雅さを兼ね備えた自動車」というヴェイロンの理念に改めて敬意が表された、とアナウンスされています。

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フェスティバルでの華やかなパレード

翌日、モルスハイムの街にヴェイロンのエンジンサウンドが響き渡り、ブガッティ・フェスティバルのメインイベントがスタート。

オーナーたちは歴史ある街の中心部をパレードし、ヴェイロンが持つ唯一無二の存在感を示したといい、ブガッティ・オートモビル社長のクリストフ・ピオション氏は次のように述べています。

「ヴェイロンの20周年をブランドの故郷で祝えることは、ブガッティの歴史において非常に特別な瞬間です。ヴェイロンは自動車工学の限界を押し広げ、新たなセグメントを創り出した存在。その功績と情熱が、今も世界中のオーナーとファンを結びつけています。」

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参照:Bugatti

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