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シャオミ「新型」SU7、発表から34分で1.5万台を販売する。航続900km超、さらには990馬力の新型SUV「YU7 ウルトラ」も襲来

シャオミの新型SU7のフロント(ブレイジングレッド)

Image:Xiaomi

| シャオミの勢いは文字通り「とどまるところを知らない」 |

その性能は新型BMW i3「ノイエクラッセ」すらも色褪せるほどの衝撃である

スマホメーカーからEV界の風雲児へと登り詰めたシャオミ。

2026年3月19日に発表された『SU7』の2026年リフレッシュモデルが中国市場で凄まじいロケットスタートを切ったことが明らかになり、価格は21万9900元(約460万円)からと戦略的な設定を維持しつつ、航続距離はついに902km(Proグレード)に到達。

さらに同日、最高出力990馬力を誇るパフォーマンスSUV『YU7 GT』の開発情報も浮上しており、フェラーリやポルシェが伝統を重んじる中、シャオミは「スマホのような進化スピード」でEVの基準を塗り替えてようとしています。

この記事の要約(30秒チェック)

  • 驚異の販売スピード: 発売開始34分で15,000台の受注を記録
  • 「900km」の壁を突破: ProトリムでCLTC航続距離902kmを達成。長距離不安を払拭
  • 超高速充電: Maxグレードは15分で670km分を充電。10%→80%充電はわずか12分
  • AIと安全の進化: 最新のSnapdragon 8と独自AI「Super XiaoAI」を搭載。25以上の運転支援機能を標準装備
  • 次なる刺客『YU7 GT』: 990馬力のモンスターSUVがラインナップに加わる予定
シャオミSU7が「炎上どころか”爆発”」。議論が白熱する中、ついにシャオミが公式見解を発表し注目を集める

Image:Xiaomi

2026年版『SU7』は何が進化したのか?

今回のリフレッシュは、デザインの洗練と「電費・充電」の劇的な向上が柱となっており・・・。

  • 外装のアップデート: 4Dミリ波レーダーを統合した新フロントグリルを採用。カメラの自動洗浄機能や、21インチ鍛造ホイール、赤いブレーキキャリパーなど、よりスポーティな装いに
  • インテリアの高級化: 全車にナッパレザーステアリングホイールとマッサージ機能付き18way電動シートを標準装備。後席には「ゼログラビティ(無重力)」ポジションも追加される
  • AI統合: シャオミ独自の認知モデル「XLA」を搭載。車内冷蔵庫の温度設定から複雑なルート案内まで、より自然な対話で操作可能

2026年型 シャオミ SU7 スペック比較

項目StandardProMax
価格 (元)219,900 (約460万円)245,900 (約515万円)303,900 (約640万円)
CLTC 航続距離720 km902 km835 km
0-100km/h 加速--3.08 秒
プラットフォーム752V 高電圧752V 高電圧897V 高電圧
足回りドラゴン・シャシーエアサス + CDCエアサス + CDC
シャオミSU7のインテリア

衝撃の新型SUV『YU7 GT』が控えている

SU7の熱狂が続く中、シャオミは次なる一手としてSUV市場に「爆弾」を投下しようとしており・・・。

  • スーパーSUVの誕生: 『YU7 GT』と名付けられたそのモデルは、なんと最高出力990馬力をターゲットとして開発中
  • ポルシェ・カイエンへの刺客: SU7がタイカンをライバルとしたように、YU7 GTはランボルギーニ・ウルスやカイエン・ターボGTを凌駕するスペックを持ちながらも圧倒的なコストパフォーマンスで市場を席巻する狙い
プレミア価格が崩壊:シャオミ製EV「転売市場」に何が起きたのか? 注文枠の転売価格が大幅に値下がりし転売ヤーの損失が拡大する

Image:Xioami

シャオミがEV市場の「OS」になる日

テスラが先行し、既存メーカーが追随するEV市場において、シャオミは「エコシステム(スマホ・家電・車)」の統合という独自の武器で勝負しているというのが今の状況。

34分で1万5000台という数字はSU7そのもの人気があるということにとどまらず、「シャオミのスマホを使っているならば、クルマもシャオミが一番便利」というユーザー体験が”他社には真似できない強力な囲い込み”を生み出しているということに。

ポルシェの歴史やフェラーリの官能性とはまた異なる、「テクノロジーの民主化」がもたらす新しい自動車の形が明らかになり、もはや今後の自動車業界では「自動車そのもの」よりも「自動車以外」の付加価値が求められるといった状況なのかもしれません。

そしてここで思うのは「シャオミのエコシステムがここまで強力なのであれば、アップルも”iCarを諦めず市販していたら良かったのに”ということですが、もしアップルカーが発売されていたとしても、それは非常に高額なクルマとなっていたはずであり、シャオミとはまた異なる結果となっていたのかもしれませんね。


【知っておきたい豆知識】「ドラゴン・シャシー」の正体

シャオミが誇る「ドラゴン・シャシー(Dragon Chassis)」は、フロントにダブルウィッシュボーン、リアに5リンク式独立サスペンションを採用するというスポーツカー顔負けの構成です。

Pro/Maxグレードでは2室式のエアスプリングも搭載されており、スマホメーカーが作ったとは思えない「本格的な走り」を実現していることが大きな特徴で、シャオミはそのエコシステムのみではなく、車両そのものも「優れている」というわけですね。

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参照:Xiaomi

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