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車、腕時計、靴や服など。使って/身につけて楽しいと感じる要素は何かを考える

2016/04/30

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いつも不思議に思うのですが、モノを使って「楽しい」と感じる理由はなんだろう、ということ。
もちろん人によってもそれは異なると思いますが、たとえば高級な腕時計が必ずしも「身につけて楽しいか」といえばそうではないわけです。

ちょっと前の話ですがおそらくスウォッチが流行ったのもそこに理由があり、それは「身につけて楽しい」と感じることがヒットの理由だったと思うのですね。
ほかにもデザイン性の高い腕時計やポップな腕時計は数多くありましたが、なぜスウォッチは「身につけて楽しい」と感じるのか、そのあたりは理論的に示すことができるわけではないのかもしれません(G-SHOCKは身につけて楽しいが、なぜプロトレックはそうではないのか、など)。

ぼくはいくつか腕時計を持っていますが、その中でも「身につけて楽しい」と感じるのは「ベル&ロス」。
BR-01とBR-02を持っていますが、他にもより高額な腕時計を持っているにもかかわらず、ベル&ロスをついつい選んで身につけてしまいます。
大きいからか?インデックスが大きいからか?ベルトが太いからか?と考えるのですが、ほかにも大きな時計やインデックスが大きかったり立体的な時計、ベルトがゴツい腕時計もあり、しかしベル&ロスのほうがやはり身に着けていて楽しいわけです。

これは衣類でも同様で、品質や縫製に優れていたり、より有名であったりより高価な衣類のほうが着ていて楽しいかというと「そうでもない」のですよね。
高価な衣類を欲しくてやっと買ったとしても(勿体無く感じるのか)あまり着ないケースもあり、しかし同じように高額な衣類でも劣化を気にせず毎日でも着たいと思わせるものがあります。

ぼくの場合は「ディースクエアード」の衣類が「着ていて楽しい」と感じるもので、ジーンズだと似たようなデザインでは(ケニーツイストが好きなので)G-STARやヌーディージーンズなどもありますが、やはり圧倒的にディースクエアードのほうが着ていて楽しいと感じます。
これもやはり、なんらかの理論や数値で示すことができるものではないのでしょうね(加工がどうとか裁断が立体的とか生地がどうとか風合いがどう、という説明はできるかもしれないが、それらは後付けの理由でしか無い)。

自動車も同様で、高価だったり、故障が少なかったり、速かったり、より有名なブランドのものであったりすれば「より乗っていて楽しい」と言えるわけではない、と考えています。
たとえば今まで記憶に残る車の筆頭は日産パオで、あれは乗っていて楽しい車でしたね。
キャブ車で70馬力程度の車でしたが(おそらくぼくが所有した中ではもっとも非力)、間違いなく「乗って楽しい」といえる車であり、数値では語れない魅力がある車でした。

ただ、よくよく考えると食べ物の好み、人の好き嫌いも同様で、なんらかの「理由」ああって好きなわけでも嫌いなわけでもなく、”ただ単に”好きだったり嫌いだったりするわけで、単純にこれは「フィーリング」で片付くものなのかもしれません(自分の考える”自分の好み”以外の異性を好きになるのはよくある例)。

よって上にあげたような腕時計や衣類や車についても、「楽しい」かどうかはフィーリングの問題ということになるかと思いますが、いつかこういった「フィーリング」という曖昧なものも数値で示せるようになり「曖昧ではない」ものとなる日が来るのだろうか、と考えたりします。

ロレックス、カルティエ、ウブロ、オーデマピゲ、パネライ、ブライトリングほか腕時計関連はこちらにまとめています。

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