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| ダニエル・アーシャムとのコラボレーションによる「唯一無二」のデザインを再現 |
ベゼルには新しい「フロスト」加工
さて、ウブロはいくつかのテーマを持っていますが、その中で最も重要なのが「異素材の融合(フュージョン)」かと思われます。
そして今回ウブロが新しく発表した「MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア」はその最新の解釈と技術の融合であると考えてよく、見ての通り「現代アート」そのものといった仕上がりに。
なお、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)はニューヨークを拠点に活動する現代アーティストで、Dior(ディオール)やポケモン、ディズニー、ティファニー、リモワ、ユニクロなどファッションやエンターテイメントを含む幅広い分野とのコラボレーションでも国際的に注目を集める人物でもありますね。
「MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア」はこんな腕時計
そこでこのMP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイアを見てみると、最も注目すべきはフロスト(サンドブラスト)加工がなされたベゼルで、これによって「腕時計というよりはアート」的な雰囲気を醸し出していますが、さらにはその「波型」のような形状、全体的なラウンド形状、そして竜頭に刻まれた文様など、全体に渡ってその芸術性を主張しているかのように思います。※今後、このフロスト仕上げはほかのモデルにも採用されるのかもしれない
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ケース径は42ミリ、素材はチタン、そしてベゼルは上述の通りサファイアクリスタル、そしてストラップはウブロ得意のラバーが使用され、ウブロが主張する「アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)」が体現された仕上がりに。
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これに組み込まれるムーブメントは手巻きの「メカ-10」、そしてスケルトンバックも「波型」。
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なお、このMP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュのモチーフは「(”スプラッシュ”の名が示す通り)水しぶき」なのだそう。
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ケースももちろん特別仕様となり、販売されるのは「99セットのみ」。
価格は904万2,000円と「安くはない」ものの、近年の腕時計全般の高騰ぶり、そしてウブロの標準モデルとの価格バランスを考慮すると、「意外にお買い得なんじゃないか」という気もしてきます。
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ウブロ「MP-17 メカ-10 アーシャム スプラッシュ チタニウム サファイア」公式動画はこちら
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