
Image:Omega
| オメガは文字盤上の演出、そして加工精度に”非常に”優れている |
さらには腕時計トータルでのデザイン能力にも長けている
さて、ぼくが強い魅力を感じながら未だに購入していない腕時計、「オメガ スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン」。
購入に至っていない理由は非常にシンプルで、「モデルは切り替わるものの、シリーズとしては継続されていて、いつでも買えるから」「新型が出て前のモデルがディスコンになっても、前のモデルの価値が全然上がらないから」。
そして今回もまたオメガが魅力的な「スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン」の新作を発表しており、やはり買い時の難しさを感じさせられる今日このごろです。
オメガの新作腕時計「スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン」はこんなラインアップ
そこで今回オメガが発表した「スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン」を見てみると、そのラインアップは「仕様違い」で5型番。
まずこちらは「310.92.44.51.01.004」、2,211,000円。
ケース直系は44.25ミリ、素材はブラックセラミック、そしてラバーストラップという仕様です( ダークサイド オブ ザ ムーンにラバーストラップを組み合わせる例は珍しい)。
続いてナイロンストラップバージョンの「310.92.44.51.01.002(2,211,000円)」。
こちらはぼく好みの「オールブラック」、「310.92.44.51.01.005(2,266,000円)」に・・・。
ナイロンストラップバージョンの310.92.44.51.01.003(2,266,000円)。
オールブラックにレッドのクロノグラフ針を持つ「310.92.44.51.01.001(2,266,000円)」。
このモデルは「ラバーストラップのみ」の提供で、ベゼルや文字盤上の文字が「うっすらグレー」に変更されるなど手の込んだデザインを持っています。
いずれのモデルもケースは「ポリッシュ&ブラシ」仕上げ、ベゼルもやはりセラミック。
そして興味深いのはダイアルにもセラミックが使用されていることで(サンドブラストによるマットフィニッシュ)、その外周に傾斜がつけられ立体感が演出されていること(これによってスモールダイヤルも”より深く”なっているように見える)。
搭載されるムーブメントはいずれもコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー9900で、オールブラックモデルのみ「ローター含めオールブラック」加工が施されます。
なお、ストラップ裏面は「月のクレーターを模したエンボス加工仕上げ」。
オメガはスピードマスター「グレー サイド オブ ザ ムーン」も同時発売
そしてオメガは「ダークサイド オブ ザ ムーン」に加え「グレーサイド オブ ザ ムーン」も投入。
まずこちらはナイロンストラップ版の「310.92.44.50.06.001(2,321,000円)」で、ケースはグレーセラミック、ストラップもグレー(けっこうエキゾチックな雰囲気である)。
文字盤はアルミニウム製スケルトンダイヤル、そして月面の凹凸がレーザー加工にて再現されることに(オメガはこういった細かい演出が本当に上手い。アポロ8号と同様の仕上げである)。
ベゼルもセラミック、そしてマーカーやスーパールミノヴァはすべて「ホワイト」に統一されることで神秘的な印象を演出しており、非常に魅力的な一本だと思います。
そしてこちらはラバーストラップ版の「 310.92.44.50.06.002(2,321,000円)。
やはりラバーストラップ裏面は「月面仕様」を持っており、今回発表された一連のシリーズでは「もっとも買い」なモデルではないかと考えています。
ちなみにムーブメントはオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー3869(月のレリーフが施されている)、ケースバックにはアポロ8号ミッションにてジム・ラヴェル宇宙飛行士が口にした「THE MOON IS ESSENTIALLY GREY(付きは基本的にグレー)」という言葉が刻まれており、これもまた「グレー」を選ぶべき動機として機能しているように思えます。
「スピードマスター ダーク / グレー サイド オブ ザ ムーン」公式動画はこちら
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参照:OMEGA
























