ノヴィテックがマセラティ・レヴァンテのチューニングプログラムを公開。
以前にも「シンプルなバージョンの」チューンを発表してはいますが、今回はオーバーフェンダー装着など「アグレッシブな」バージョンの登場となります。
現在マセラティ・レヴァンテは世界中で大きな人気を誇っており、マンソリーやスターテックがそのチューニングに参入。
今回のノヴィテックによるチューンはそれらに劣らない内容となっており、オーバーフェンダーはフロントで10センチ、リアで12センチと大きく拡大(もともとレヴァンテは1966ミリとかなり幅の広い車なので、これによってハマーよりも幅広に)。
これに合わせる形でフロント/リアバンパーエクステンションやサイドステップが与えられ、フロントフード/リアディフューザーも交換。
ホイールは22インチ、車高は2.5センチダウンしています。
エンジンはガソリン/ディーゼルともにパワーアップ対応とのことで、ガソリンは487馬力、ディーゼルは318馬力まで出力向上(ECUの変更のみ)。
ガソリンモデルは以前発表のチューニング内容と同じく、0-100キロ加速4.8秒に達するとされています。
なおポルシェ・カイエンGTSは5.2秒、カイエン・ターボは4.5秒なので、その「中間あたり」ということになりますね。
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今回のレヴァンテについては派手なエアロパーツではなく、かなり「おとなしめ」のルックスを採用しており、前後スポイラー、サイドシル、リアディフューザーの装着、そしてローダウン(25ミリ)がメイン。
ホイールは22インチサイズが用意され、シルバー、マットブラック、チタンカラーが選べる、とのこと。
エンジンについては物理的には手を入れず、ECUの変更にてノーマルの424馬力から487馬力にまでパワーアップし、これによって0-100キロ加速は0.2秒向上して4.8秒という俊足SUVへと変身。
さらに、パワーアップだけでは満足できない人向けにアグレッシブなサウンドを奏でるエキゾーストシステムも用意している、とのこと。
レヴァンテは現在非常に人気が高く、納車にも「待ち」が生じているほどですが、納車が追いついてくるとカスタム需要が(マセラティらしく)高くなると思われ、チューナーにとっては魅力的な商材と言えそうですね。
ベントレー・ベンテイガのカスタムも披露したスターテックですが、今回はマセラティ・レヴァンテのカスタムを公開。
ベンテイガのミリタリールックから一転、レヴァンテではクールでスタイリッシュなイメージに。
ホワイトのボディにグロスブラックのパーツ、グロス仕上げのカーボンパーツとのコンビネーションがナイスな仕上がりとなっていますね。
ミリタリー調カスタムのベントレー・ベンタイガ。スターテックのフルカスタム
外装では新形状の前後バンパー、リアディフューザー、ルーフスポイラーのセット(リアウインドウサイドのパーツは秀逸)。
なおこれらパーツはカーボンファイバー、もしくはFRPの両方から選ぶことが可能、とのこと。
他では21インチサイズのホイール、エキゾーストキットも用意されており、おそらくは車高もダウンしている模様。
ちょっと前下がりになっているようにも見え、前傾姿勢がアグレッシブな印象ですね。