| 次世代ダッジ・チャージャー/チャレンジャーには謎が多い |
どんなクルマになろうとも「アメリカンマッスル」としての矜持を保つことには間違いがない
さて、ダッジは「非常に長寿な」チャージャーとチャレンジャーをいよいよ今年にもフルモデルチェンジさせるとアナウンスしていますが、今回はじめてそのプロトタイプの画像を公式SNSにて公開。
これらはダッジいわく「量産型に非常に近いチャージャー」だそうですが、つまり新型チャージャーは4ドアから2ドアに回帰するということを意味しそう(となるとチャレンジャーがどうなるのかはナゾである)。
そのルックスは「ダッジ・チャージャー・デイトナコンセプトEV」似
なお、ダッジは昨年8月に新型チャージャーのプレビューとしてチャージャー・デイトナコンセプトEV(下の画像)を公開していますが、こちらは市販モデルに近いドアミラーを備えるという「市販を想定した」仕様を持っています。※単なるコンセプトカーであれば、ドアミラーのかわりにカメラを備えていると思われる
そして今回公開されたプロトタイプはこのチャージャー・デイトナコンセプトEVを忠実に再現したもので、チャージャー・デイトナコンセプトEVでは示されなかった「ヘッドライト」点灯の様子もわかります(かなりヘッドライトが小さく、現行チャージャーとはかなり雰囲気が異なる)。
新型チャージャーは「EV」のみではない?
なお、ダッジが傘下に収まるステランティスはEVシフトを進めており、アルファロメオそしてマセラティも例外ではなく、よってダッジも全力をあげてEV化を推進しているわけですが、その流れからして「(チャージャー・デイトナコンセプトEVの名の通り)次期チャレンジャーとチャージャーもEVオンリーになる」と見られていたわけですね。
ただし実際のところ、新型チャージャーはEVのみとなるわけではないと見え、というのも最新のリーク(工場からの流出画像)ではホワイトボディに(EVには不必要な)トランスミッショントンネルが確認されたため。
よって新型チャージャーは(マセラティのように)同じプラットフォームを利用して「EVとガソリン車」の展開を行うことになるものと見られていますが、一説によると直列6気筒「ハリケーン」エンジンを積む可能性が高いとされ、しかしこの場合でもパワートレーンが「ガソリンエンジンのみ」なのか「ハイブリッド」となるのかについてはナゾのまま。
ただし「EV版」についてはいくつかの情報があり、この場合は408馬力を発生させるシングルモーターもしくは前後にて885馬力を叩き出すデュアルモーターの2バージョンが用意される、と報じられています。
いずれにせよ、この新型チャージャーは今年後半に発売されると言われており、徐々に情報が公開されてゆくことになりそうですね。
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参照 / photo:Dodge(Facebook), dodgeofficial(Instagram)