| テスラ・モデルXのライバルとして発売か? |
いろいろとウワサとなっていた「マスタングのクロスオーバー」が実現する模様。
このクロスオーバーはピュアエレクトリックカーとなり、その名称は「マッハ1(Mach 1)」もしくは「マッハE(Mach E)」になるとされ、一回の充電あたり走行可能距離は600キロ。
そしてマスタングのバリエーションであるからにはスポーティーなドライブフィールを持つとされ、今年後半にも発表される、とも報じられています。
スポーツカーとSUVとは実は近い存在だと思う
現時点ではマッハ1もしくはマッハEがどういったスタイルになるのかは不明で(画像は予想CG)、ただしマスタングのイメージを色濃く残し、かつクーペスタイルを維持すると言われますが、実際にこんな感じのクルマになるとけっこう人気が出そう。
なお、「スポーツカーとクロスオーバー」というと両極端な性格を持つようにも思えるものの、ぼくはこの両者はかなり近いと考えていて、というのも両方とも「日常から離れたクルマだから」。
ぼくが思うに、クルマにはいろいろな種類がありますが、セダンとコンパクトカー、ミニバンはちょっと生活臭がすると考えていて、SUVとスポーツカーは「アクティブ」で生活臭がしない、と考えています。
一説によると、現在のSUVブームは「ミニバンの生活臭を嫌う人」がミニバンに代わる選択肢として選んでいるからだという話もあるほどですね。
スポーツカー、SUVはともにぼくらに夢を感じさせる
スポーツカーは人やモノが乗らず実用性に欠け、というのも「速く走る」ということに特化したクルマだから。
そしてSUVも「オフローダー」にルーツがあるという意味では、日常から離れた「冒険」を感じさせるものがある、と考えています。
そういった観点においてぼくは「スポーツカーとSUVは近い」と考えていて、そのためかぼくのこれまでの車歴も「スポーツカーとSUVばかり」。
よってスポーツカーメーカーがSUVを作ることについてぼくはまったく抵抗を感じておらず、それはどちらも「非日常」だから。
なお欧州の自動車メーカーも同様に考える場合があり、たとえばアウディはR8のオフロード版「ナヌーク」、ジウジアーロからは「パルクール」を発表したり、ランボルギーニからも「ウラカン・サファリ」発売の話題が出たり。
いずれにせよ、スポーツカーもSUVもぼくらに「夢を抱かせ、人生を変える何かを期待させる」というところは共通しているのだと思います。