| ほかのチューナー同様、さすがに走行性能に手を入れることはできない |
フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンなどスーパースポーツ、もしくはベントレーやロールスロイスのような高級車のカスタムに強いという印象のノヴィテック。
ただし実際には、これまでもテスラ(モデルS、モデルX)のカスタムを手掛けており、今回は「モデル3」のカスタムを公開しています。
ただしエレクトリックカーだけにモーターやバッテリー、プログラムを触ることはできず、よって今回手を入れたのは「内外装のみ」。
テスラ・モデル3はちょっと弄るとずいぶん印象が変わる
まずホイールですが、これは「NV2」という名称を持つもので、カラーは標準だとブラック(オプションではブラシ仕上げやポリッシュなど72色のバリエーションを揃える)、サイズは21インチ(フロント9J、リア10J)。
このホイール形状は「ブレーキの冷却」に貢献するそうですが、ぼくがいつも思うのは、「エレクトリックカー向けのホイールであれば、ガソリンエンジン搭載のスポーツカーのようなデザインを採用するのではなく、EVらしい”エアロディッシュ”風デザインにしてはどうか」ということ。
そのほうがエレクトリックカーらしさを出すことができ、ほかのクルマとは違う、ということをアピールできていいんじゃないか、とも考えるわけですね(EVを選ぶ人は、EVが良くてEVを選んでおり、ガソリン車のようにカスタムしたいわけではないのだと思う)。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/48507033287/in/dateposted-public/そしてボディパーツだと、カーボン製のフロントリップスポイラー、サイドパネル、リアスポイラー、リアディフューザーがラインナップ。
モデル3はもともと「ツルリとした」外観が特徴ですが、そこへカーボン製のエアロパーツを付与することでメリハリをつけているようですね。
そのほか、車高を最大で40ミリダウンさせることができるサスペンションキット、そして30ミリダウン可能なスプリングも用意。
テスラ・モデル3はかなり独特なルックスを持っていて、車高をガツンと下げることでさらに特別感のある雰囲気を醸し出すことができ、「カスタムしがいのある」クルマだと言えそうです。
インテリアについては「フルオーダー」が可能で、レザーやアルカンタラを使用したオリジナルデザインが可能だそう。
そしてノヴィテックはテスラ・モデル3カスタムバージョンの動画も公開しています。