テスラが100万円超で提供を開始した「ラッピング」オプションのクオリティが雑だとして話題に。「単純にそのコストと、仕上がりの品質が見合っていない」

｜　テスラはなにかと品質問題で叩かれることが多いが　｜

「テスラのネガティブ情報は拡散しやすい」ことも関係しているのだとは思われる

さて、テスラは生産効率を重視するがために「限られたボディカラー」のみの提供にとどまっていますが、これだけテスラが増えてくると、やはりユーザーとしては「他のテスラとは違う色のクルマに乗りたい」と考えるのがその人情というもの。

よってテスラは現在（現在はアメリカ国内、かつカリフォルニア工場の生産車両限定ですが）、ラッピングによってボディカラーを変更するというオプションの提供を開始しています。

テスラ純正ラッピングの品質があまりにも「イマイチ」だと話題に

そして今回報じられているのがこのオプションを装着したテスラの展示車で、これはカリフォルニア州ブエナパークに展示されている個体だそうですが、「8,000ドル（現在の為替レートにて約120万円）のオプション」にしてはそのラッピング技術があまりにお粗末だとして話題に。

実際にこのラッピングを見た人物がSNS（X）へとその状況をシェアしているのですが、これを見るに「浮き、シワ、気泡、ズレ」が盛大に生じており、控えめに言っても「素人仕事」。

ちょっと離れて見ると「いつもとは違う」エキゾチックなテスラに見えるものの、近づいてみるとその仕上げがあまりに雑であるように思えます。

もしこれが「格安施工」であれば問題はないものの、この価格を要求するオプションであれば単純に「コストと品質とが見合っていない」と言ってよく、実際にお金を支払った顧客へと納車されるのがこのクオリティであれば、ちょっとしたクレームとなる可能性があるのかもしれません。※ラッピングの他にもパネルのギャップ、ウエザーストリップなど様々なクオリティの問題が見られる

テスラの品質問題に関する指摘は少なくない

なお、テスラについてはその初期段階から数々のクレームが報じられ、パネルのギャップが大きい、塗装にムラがあるなどは序の口で、ドアの内装が一枚だけ違っていたり、Aピラーが割れていたり、ステアリングホイールが外れたりといったトラブルもネット上にて報じられ、最近だとヨーク型ステアリングホイールの表面の剥がれ、そしてビーガンレザーシートの表皮の耐久性についても指摘がなされています。※ただ、こういった問題が目につくのは「テスラ関連ニュースは拡散されやすい」「テスラは何かと標的にされやすい」といった事実が関係しているのかも

しかしながら、前者についてはすでに改善がなされており、この他の事例を見てもテスラの改善は非常に素早く（ただし対応しないものもある）、よって今回のラッピング問題についても実際の納品が始まるまでには修正がなされるのかもしれませんね。

pic.twitter.com/CayTNaqkVz

— DennisCW | trying to figure out how to buy another (@DennisCW_) November 21, 2023

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参照：DennisCW | trying to figure out how to buy another（X）