本日のランボルギーニ・ウラカン。
ちょっと用事があり駐車場にウラカンを入れることとなったのですが、用事を終えてさあ出庫しようと思ったとき、その駐車場の人がぼくのところへやってきて、済まなそうに「設備の故障のため、現在駐車場から車を出すことができない」とのこと。
ぼくはそれを聞いて、てっきり精算機の故障かと思いきや、出入り口を開閉するシステムが故障して物理的にゲートが開かない模様。
さすがにぼくはこういった経験はなく「どうしたものか」と考えていたところ、「現在メンテナンス会社を呼んでおり、到着すれば復旧するかもしれないので、それを待つ(どれくらい時間がかかるかはわからない)」、もしくは「タクシーで帰り、帰宅と改めて車を取りに来る費用を駐車場が持つ」という二択に。
「いつ修理できるかどうかわからない」のも待つわけにもゆかず、とりあえずタクシーで帰宅する方法を選びましたが、駐車場の人はとにかく「平謝り」で、なんだかこちらが申し訳なくなるほど。
非常に珍しい事例で、今まで色々な駐車場に車を停めてきた中でも「初めて」の経験ではありますが、駐車場代もタダにしてくれたし貴重な経験ができてまあよかったと考えよう、といったところです。
さて、翌日になって駐車場から「システムが復旧した」との連絡が入り、無事ウラカンを引き取ったのち、ちょっと喉が渇いたのでコンビニへ。
ウラカンでコンビニへゆくとだいたい好奇の眼差しで見られることになりますが、おそらくそれは「どんな人が(ウラカンから)出て来るんだろう」という好奇心によるものだと思われます。
こういった状況には慣れているので、ぼくはなるべく優雅に車から降りようと考えてはいるのですが、そこで目に入ったのが一人の少年(中学生くらい?)。
不自然な場所で立ち止まっており(普通に考えると、そこには何もなく、そこで立ち止まる理由はない)、おそらくそぶりからすると少年はウラカンの写真を撮りたい模様。
ただし少年は非常にシャイなようで、ぼくが車に乗っている間はカメラを向けることはできず、しかしその様子を気取られてはなるまいと通話するフリをしたり、と何かと健気です。
もうちょっと距離があれば「写真を撮るのであればどうぞ」と言いたかったのですが、少年とはちょっと距離があり、ウラカンを降りてその少年の方へ歩いてゆくと少年を驚かせることになりますし、少年に伝わるよう大声を出すのもまた少年をビビらせてしまうことになるかもしれないと思い、さりげなくウラカンを降りてコンビニへ。
そのままぼくはコンビニへ入ると、少年は恐る恐るウラカンの写真を撮っていましたが、ぼくはそんな様子をコンビニの店内から見つつ、少年が満足して立ち去るのを待ってから(缶コーヒーを購入して)ウラカンへと戻ったものの、時々こういった例があり、話しかけられることもあればそうでないことも。
ただ、ぼくとしては話しかけられるのはウエルカムなので(こういったときに対応できるよう、最近になって車に名刺を常備しておくようになった)、見かけた際はいつでも話しかけてくれればと思います。