まだ大阪に三台。今注文してすでに納車は一年後
まだ大阪に3台しかないホンダ・シビック・タイプR(FK8)を早速チェック。
ナンバーをつける前なので試乗はできず、数日後には(ナンバーを取得して)試乗解禁となる予定です。
パッと見た印象は「思ったより大きく見えない」というもの。
というのもシビック・タイプRは全長4560ミリ、全幅1875ミリ、全高1435ミリというかなり立派なサイズを持っており、これはポルシェ911のワイドボディ版である「カレラ4系」の全長4505、全幅1880ミリと近い数字で、これから予想するに「相当に大きな車だろう」と考えていたわけですね。
シビック・タイプRの外装を見てみよう。実に機能的だ
フロントスポイラーは樹脂製で「カーボン風」の表面加工。
ブレンボ製4ポット・モノブロックキャリパー。
ディスクは350ミリサイズでドリルド&ピラーフィン仕様。
ホイールは20インチサイズと巨大で、扁平率は「30」という超ロープロファイルで「超薄」です。
フロントバンパー脇にあるのは「フロントエアカーテン」。
これによってタイヤサイドへ空気を流し、CD値を大きく減少できるようですね。
フロントスポイラー・フリックアップ。
これによってダウンフォースを発生させています。
サイドシル・フリックアップ。
これもフロント同様にダウンフォース向上を狙ったもの。
噂のボルテックス・ジェネレータ。
原理はよくわからないとされているものの、ルーフから流れるエアの剥離を抑えてリアスポイラーへと効果的にエアを導く働きがある、とのこと。
例の「三本出し」マフラー。
シビック・タイプRのインテリアを見てみよう。シートはスパルタンでレーシーな雰囲気満点
内装はいかにも「タイプR」っぽい感じ。
ステアリングホイールのレザーはイタリア製。
シートはアルカンタラとポリエステルメッシュ。
この「メッシュ」は最近のポルシェ、フェラーリでも見られるようになっており、今後レザーに代わる素材として仕様が拡大されそうです。
シートはバケット形状でサイドサポートがかなり大きく、乗降はちょっと不便(そんなことを考える車ではないですが)。
シフトノブはチタン風の着色がなされるものの「アルミ」製。
ペダルはかなりコンパクト。
ホンダらしく、アクセル、ブレーキ、クラッチとも「軽く」「奥行きの浅い」タッチです。
カーボン製のパネルとレッドの加飾。
シリアルプレート。
番外編:カタログやオプションリストについて
こちらはカタログ。
カッコイイ白人をモデルに起用していますが、メーター内の日本語「アイドリングストップしました」がなんともシュールな感じ。
オプションカタログより。
そのオプションの内容(機能パーツ)によっては軽減できる重量が記載されています。
そのほかの画像はFlickrのアルバム「Honda」内に(N-BOXの画像もありますが)アップ。