| やはり最近はなにかと出費が多い |
さて、最近買ったもの2連発。
今回はバルマン(BALMAIN)のライダースジャケットとバイカーパンツ。
まずはライダースジャケットですが、バルマンらしく金属製のジッパーやボタンがたくさんついたデザイン。
よって、クルマやバイクに乗る時は、これらで塗装面を傷つけないように配慮する必要があるようです。
バルマンは一貫して「ライダース」をリリース
今回購入したのは綿素材ですが、バルマンでは同様のデザインをレザーやウール、ダウンなど様々な素材でリリース。
バルマンは1945年に設立されたブランドで、2011年にオリヴィエ・ルスタンがチーフデザイナーに就任した後、一貫して「ライダース」「ミリタリー」テイストを貫いています。
サンローランやディオール・オム同様に「とにかく細い」のが特徴であり、ガリヒョロにしか着ることができないブランドとしても有名(そして故カール・ラガーフェルドは、ディオール・オムを着るために数十キロのダイエットを行ったという)。
よってアームホールもこんな感じでかなり細く、これまで様々なブランドを購入してきたものの、それらの中でも「最も細い」部類だと思います。
フロントにはジッパーやボタンがたくさんあって、色々なところを留めたり外したり、と様々な着方ができるようです。
ただ、フロントのジッパーを全閉にするとかなり「ピチピチ」。
袖先はこう。
やはりジッパーがあるのでクルマに乗る時は要注意。
そして(袖が細いということもあり)腕時計を装着できないのはちょっと残念ですね。
とにかくやたらジッパーが多く、かつダブルジップを採用しているのでスライダー多数。
よって歩くとカッチャカッチャと音がするため、美術館など静かな場所を訪問するには不向きだと思います。
バルマンはとにかく「細い」
そしてこちらはバルマンのバイカーパンツ。
とにかく「細い」のが特徴で、そのため「入らない」人も多いという製品です。
なお、ぼくは「27」を着用していますが、バルマンは(いわゆる)ハイブランドの中でもかなり小さいサイズを作っているので非常に重宝。
ただ、こちらもジッパーが多いので、クルマに乗る時は塗装面を傷つけないように注意が必要です。
バイカーパンツはこの蛇腹が特徴。
これによって立体的な構造を持つことになり、生地がつっぱらず非常に動きやすいという印象がありますが、バルマンの製品に使用される生地は非常に柔らかく、履いていて気持ちがいいのは共通するストロングポイントでもありますね。
ただ履くときには立ったまま「スポン」と履くのは難しく、(細いので)ちゃんと座って脚を丁寧に通さないとうまく履けないのは注意を要するところ。
よって出先で「脱いだり履いたり(服を買いに行って試着をする予定がある場合など)」を頻繁に行う際には履いて出かけないようにしないとな、と考えています。
そして「ヒップの生地が余らない」のも高く評価したいところ。
つまり腰回りがタイトということで、ウエスト周りがかなりすっきり見えるデザインを持っています(ここまで腰回りのボリュームを抑えているブランドも珍しい)。
しかしながら「細い」だけではなく、ヒップの形に沿うよう、よく見るとダーツが入っていることがわかり、バルマンの製品は非常に高価ではあるものの、こういった部分は「価格納得性」が高いところですね(高価な衣類は縫い目の段差が小さく、ときにはそれがわからないことすらある)。
なお、カラーは「ホワイト(オフホワイトではなく純白の類)」で、これはもちろん、ウラカンのシート(ホワイトレザー)」に色移りしないように、という配慮です。
バルマンの製品は、それを知らない人に対しても「ちょっと普通とは違う」という印象を与えることができ、知っている人には「おっ、バルマン」と一瞬で判別できるデザインを持っていて、そうういったところも満足感を感じさせるところですね。