| コロナウイルスの影響にて、生産がずいぶん遅れているようだ |
さて、先日紹介したルイ・ヴィトンのメンズアーティスティックディレクター、ヴァージル・アブローと、ア ベイシング エイプの創業者NIGOとのコラボレーションによる「ルイ・ヴィトン LVスクエアード コレクション(LV SQUARED)」。
本来であれば春ごろに販売される予定だったものの、コロナウイルスの影響によって製造が思うようにできず販売開始が伸び伸びになっており、これまた当初の計画では「一気に」発売するはずだったものの、生産の都合により分散して発売されることとなっています(7月〜10月の間に分けて生産される)。
まずは「ポルトフォイユ ブラザ」
このシリーズについては、7月28日にオープンした「ルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店」オープンの目玉にするためにある程度在庫を確保していて、その残りが一般客に振り分けられることになっていたものの、それらについては「事前受注制」。
今回幸いにも声がかかって購入する機会があり、3点ほど購入することになったのですが、まずは「ポルトフォイユ ブラザ」を紹介したいと思います(実際には随分前に入手していて、ほかとあわせて紹介しようと思ったのですが、ほかの製品ががなかなか入ってこないので)。
これはいわゆる長財布であり、ダミエ(ジャイアント)柄の上に、NIGOが展開するブランド「ヒューマンメイド」でおなじみのダックがプリントされたもの(LV MADEにロゴがアレンジされている)。
ちなみにダミエ柄を使用したのは、本コレクションのテーマが(ヴァージル・アブローとNIGOとによる)”ルイ・ヴィトンの伝統を再解釈する”というものだからで、ルイ・ヴィトンのルーツに近い仕様や素材を用いたということになりますね。
ちなみに定番ラインのポルトフォイユブラザには、この大きなダミエ柄はもともと存在せず(というかメンズラインアップ通じてこれまで巨大ダミエ柄はラインアップされていなかった)、そのぶん新鮮です。
主な用途としては「カード入れ」になるかと思われ、収納できるカード枚数は「16」。
ジッパー開閉式の小銭入れも装備されています。
とくにルイ・ヴィトンが好きなわけではないが
なお、ぼくはルイ・ヴィトンが特段好きなわけではないのですが、だいたいにおいてジャージしか着ないので、こういった「誰にでもわかるブランドもの」を持っていないとカーディーラーやショップ、ホテルなどから相手にしてもらえないことがあり、そのための「演出用小道具」だと捉えています(ポケットからわざと覗かせたり、チェックインの際にカウンターにデデンと乗せたり。ただ、本来はそういった示威行為も好きではなく、しかし新興国での活動においては、そういった行為がどうしても必要な場合がある)。
加えて換金性が高く、「とりあえず高値で売れる」という邪(よこしま)な考え方も持っているわけですが、ネームバリュー、デザイン、品質、リセールバリューなど様々なバランスに優れるのがルイ・ヴィトンであり、「買えるときに買っておけば、あとでどうとでも売れるので、困ったときには身を助けてくれる」とも認識しています。
ルイ・ヴィトンによる紹介内容は下記の通り。
ヴァージル・アブローと日本人ストリートウェアデザイナー NIGO®によって再解釈された「ポルトフォイユ・ブラザ」。ダミエ・エベヌ ジャイアント キャンバスに、「LV MADE」シグネチャーを背中に描いたダックのイラストをあしらいました。複数のカードスロットのほか、コイン用の大ぶりなファスナー付きコンパートメントを備えています。
LOUIS VUITTON