| こんな急病を患ったことはこれまでに一度もない |
生涯ほどんど入院したことがなかった身としては、入院生活がなかなか新鮮だった
さて、すでに退院済みでもあり、回復もしているので心配は無用なのですが、ちょっと前に急病にて緊急手術を行い、一週間ほど入院することに。
その日ぼくは突如体調が悪くなってしまって、しかし折悪しくそれは土曜日の午後だったために救急病院に駆け込むことになったものの、その場でもどんどん病状が悪化。
しかし原因がわからずにいくつかの科の医師が入れ代わり立ち代わり診察してくれたにもかかわらず、いまひとつ原因がわからないままで、しかしぼくはとんでもない腹痛に襲われていたわけですね。
ボク自身はまだ「大丈夫」だと思ってい方が
そして医師が触診してくれている間、ぼく自身は痛みに耐えつつもなんとか正気を保っていたのですが、そこでぼくの体を抑えていた看護師さんがぼくの顔を見て「先生、患者さんがもう限界です!」と叫ぶことに。
その看護師さんのあわってっぷりをみてむしろ「え?オレって今そんなヤバい状況なの?」と驚いてしまったわけですが、後で聞いたところによると顔面蒼白を通り越して顔色が青いどころか紫色っぽくなっていたみたいで、本当にそのままポックリ逝きそうだった、とのこと。
そんなゆきさつで(なんとか原因もわかり)緊急手術をする必要が生じ、しかしその手術をできる医師は大阪に3人しかいないという間の悪さもあって(その医師がいる病院に)いったん入院して順番待ちをしつつも手術を受けることになり、そして回復まで1週間ほど寝たきり状態になっていたワケですね。
ボクはそんなに入院生活が苦ではない
なお、ぼくは入院生活を楽しく過ごしていて、というのも「同じ時間に同じことをして、同じものを食べる」という軍人のような生活を好むためで、かつアルコールも一切摂らないため。
よって同じ時間に起きて、同じ時間に同じような量の食事を摂るというのはいわば理想的な生活もであり、「もうちょっと入院していてもいいかな・・・」と思ったくらいです。
ちなみに病室からの眺めも悪くはなく、「思いがけずゆっくり出来た」とも感じています。
参考までにですが、ぼくは「窓がなくても平気」であり、換気にこだわらず、かつ上述のように「同じことをしている方が楽」「毎日同じものを同じように食べていても飽きない」ため、閉鎖環境訓練に適応できるんじゃないかと考えることも(おそらくは火星にゆく宇宙船に乗っていても全然苦にならない)。
そしてこの傾向は幼少の頃からで、「こういった環境でも耐えることができる」と言うと周りの人も「それくらい自分もできる」と言うのですが、ほとんどの人がぼくと同じ生活を(一緒に)してみると、3日くらいで音を上げるようです。