| 香港はどんな時間帯、どんな人でも楽しめるのが大きな魅力 |
古さと新しさ、伝統とテクノロジーが凝縮されている
さて、今回の香港旅行、第三篇。
香港は「朝早く」「夜も遅い」街ですが、それぞれの時間帯でそれぞれの楽しみ方ができる街でもあり、早起きして街なかを歩くのもいい体験だと思います。
そんなわけでぼくは朝からよくそのあたりを意味もなく歩いたりするのですが、さっそくフェリーに乗って九龍島から香港島へ。
香港島と九龍島では性格が異なる
なお、香港は岩盤の上に立っているので地震がないこと(まったくないわけではないが、無縁といってもいい)、そして海も海岸による「遠浅」ではなく「ドン深」になっていること(大きな船が入港できる)、気候が温暖であること、台風はあるものの致命的な雨季やハリケーンがまず少ないこと等の理由によって古くから貿易港として栄えてきた都市です。
香港とひとくちに言っても、「九龍島」と「香港島」との2つで構成されており、前者は古くからの香港っぽい(中華的とも言える)文化が色濃く残り、そして後者はは移住してきた白人が多く住む地域ということもあってその性格が大きく分かれます。
そして香港島では外資系企業も多く存在し(主に金融関係)、先進的なイメージが強くなっているわけですね。
参考までに、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどの高級車ディーラーは香港島に集中しています。
ルイ・ヴィトンは今年から展開される「草間彌生」仕様に。
英国文化ゆずりの二階建てバスは九龍島でも走っていますが、2階建てのトラム(路面電車)は香港島ならでは。
香港ではリノベーションが進行中
ちなみに香港(含む中華圏)特有の建築技術のひとつとして「竹組みによる足場」がありますが、これは軽量で再生可能であり、輸送が容易で、かつ簡単に組んだり取り外したりできることから世界中で注目されており、ニューヨークでワールドトレードセンターを再建築する際にも中国や香港の職人とともに大量に輸出されたと聞いたことがあります。
ただ、多くの例では足場がむき出しなのですが、この画像のように「布を巻いて落下防止(もしくは体の支え)」としている例は初めて見たように思います。
ちなみに今回の旅のお供はG-SHOCK GXW-56-1AJF。
ソーラー駆動なのでバッテリー切れを気にする必要がなく、電波機能を内蔵しているので時刻を正確に表示できる上、軽量かつ傷を気にしなくてもいいという理由から、ぼくは旅行にはいつもG-SHOCK(そのときによってモデルは異なる)を使用しているのですが、旅行中はなにかとバッグに手を入れてガサガサすることもあり、そういった際にもバッグの金具と腕時計との接触を気にする必要もなく、とにかく重宝する相棒です。
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話を香港に戻すと、現在あちこちで進んでいるのがリノベーション。
古い伝統的な建物を改装し、内外装を刷新しつつ、古い香港の良いところをアピールしながらも新しい時代を示すといったコンセプトが多いもよう。
ちなみに香港は相当に長寿な地域として知られますが、食べ物にはかなり気を使っていて、老若南女問わず自然派食品を選ぶことが多いようですね(あちこちに売っている)。
そして香港では様々な食材が使用されていて、ぼくのお気に入りの一つが「蛇」。
ここセントラルにある蛇料理のお店はかならずやってくるのですが、こちらは蛇のスープとおこわのようなもの。
牛肉とブラックペッパー(香港ではよく黒胡椒を使用している)。
香港には市場(街市)が点在
香港には市場(街市と呼ばれる)が点在し、そこでは生鮮食品や乾物が販売されており、市場内には食堂も。
そして市場周辺にも様々な店舗があり、いろいろな食材が販売されています。」
ドライフルーツや・・・。
文字通りの天日干し。
乾物店にはネズミなどが出るのか、猫さん率高し。
昼以降になるとこんな感じで屋台が出てきて大賑わいに。
スープを中心としたものが多く、香港流ファストフードといった感じですね。
このほかの画像はFacebookページのアルバム「香港2022/12−2023/1 | Hongkong (1)」「香港2022/12−2023/1 | Hongkong (2)」「香港2022/12−2023/1 | Hongkong (3)」「香港2022/12−2023/1 | Hongkong (4)」「香港2022/12−2023/1 | Hongkong (5)」に保存しています。
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