ボクの愛用ブランド「PT TRINO」にて初のニットを購入。ボクは今まで「ニットは上品になりすぎる」ために避けていたが、これならユルく着られそうだ

｜　ボクは「上品」「洗練」といったスタイルが苦手である　｜

ちょっとくらいだらしないほうがぼくの性に合っていると考える

さて、ぼくの愛用ブランドの一つ、PT TRINO（ピーティートリノ）のニット（タートルネックセーター）を購入。

PT TRINOは2008年に「PT 01（ピーティー ゼロウノ）」としてパンツ専業ブランドとしてスタートしていますが、2020年には現在の「PT トリノ」へと名称を変更しており、同時にデニムを扱うサブブランドを展開したり、そのラインアップをパンツ以外にも拡大しています。

イタリアのパンツ専業あるいはそれに準ずるブランドとしてはインコテックス、ジェルマーノ、GTA（ジーティーアー）などがあるものの、PT TRINOは後発だけあって「現代的なシルエット」「先進素材」を差別化要素としていて、そこがぼくの心の琴線に触れる部分でもあるわけですね。

PT TRINOのニットはこんな感じ

そこで今回の「ニット」についてですが、ぼくはこれまでに相当数のPT TRINOのパンツを購入しつつもニットの購入は「はじめて」。

そもそもニットそのものを着ることが非常に少ないものの、「今までにあまり馴染みのない分野にチャレンジしてみるか」ということで今回の購入に至っています。

素材はヴァージンウール100％でイタリア製、カラーはグレーですが、グレーといってもいくつかのトーンのグレーが混ざっており、じつに味わい深い色合いに。※ぼくはこういった素材感を強調した衣類が好みである

そして最初からこういった「ほつれ」が再現されており、”ユーズド”っぽい雰囲気が演出されています。

ちなみにニットをあまり好まないのは、一般にニットは「上品」になってしまいがちだからで、しかしぼくは上品や洗練といったスタイルがあまり得意ではなく、やや「だらしない」スタイルを好む傾向があるため。

その意味ではこの製品は「上品になりすぎず」程よい感じです。

なお、裾は「絞られて」いないデザインですが、ぼくはこんな感じの「ストン」とした仕上げを好みます。

ちょっと興味深いのは、サイズが「かなり小さめ」に作られていること。

購入したサイズは「46」で、通常ぼくが着用するイタリア製衣類のサイズは「44」なのですが、このニットに関しては46でも「けっこうタイト」。

思うに、イタリア人は「タイトにニットを着る」のが一般的なのかもしれません。

参考までに、フェラーリやアルファロメオで活躍したレーシングドライバー、タツィオ・ヌヴォラーリは「亀のブローチと黄色いニット」がトレードマークでしたが、たしかに当時の写真を見るに「タイトでピチピチ」な着こなしをしているようですね。

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