| ニューモデルが登場するとかならず制作される「オープンモデル」のレンダリング |
その性格を考慮して単なるオープンではなく「スピードスター」
アストンマーティンは先日、「第三の」ハイパーカー、AM-RB003を公開していますが、これはヴァルキリー、ヴァルキリーAMR Proに続く第三弾、ということになります。
そしてこのAM-RB003市販時の名称は「ヴァルハラ」になるとも言われていますね。
そこで今回はCGアーティスト、Aksyonov Nikita氏がそのAM-RB003のオープンモデル、AM-RB003スピードスターをレンダリングにて作成して公開しています。
おそらく実際にAM-RB003のオープンモデルは発売されない
なお、アストンマーティンはAM-RB003を「サーキット走行に特化した」クルマとしてリリースすることになり、それを鑑みるに「オープンモデル」はまずなさそう。
その理由としては空力的に不利になるということ、さすがのカーボンモノコックと言えど多少はボディ剛性が犠牲になること、重量が増えることが挙げられ、つまり「オープンにするとパフォーマンスが劣るから」。
ただしフェラーリはラ・フェラーリに対して「アペルタ」、ランボルギーニもアヴェンタドールSVJに「ロードスター」というオープンモデルをそれぞれ用意しており、しかしこれらは「コレクターズアイテム」としての性格が強く、いかにそのパフォーマンスが高くとも実際にサーキットを走るオーナーはそういないだろうという想定のため(とブルームバーグが分析しているのを見たことがある)。
言うなれば、マクラーレンP1やセナに「オープンモデル」が用意されないのと同じように、アストンマーティンAM-RB003にもオープンが用意されないだろうとぼくは考えているわけですね(ただし、新しくミドシップ化されるヴァンキッシュにはオープンモデルが登場するかも。もしくはアストンマーティンのミドシップシリーズはパフォーマンスを重視し、いっさいオープンモデルを設けないか)。
ほかにもある、「もしも」系レンダリング
そして同氏はほかにもいくつかレンダリングを作成していて、こちらはAM-RB003の「カラーバリエーション」。
こちらはランボルギーニ・チェンテナリオにグラフィックを施したもの。
ホイールにはヴェネーノ風のエアロカバーが装着されていますね。
ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ・スピードスター(意外やテルツォ・ミッレニオには”もしも”系レンダリングが少ない)。
アルファロメオがジュネーブ・モーターショーで発表したばかりの新型コンパクトSUV、「トナーレ・コンセプト」。
VIA:Aksyonov Nikita