| スターテックはこのほかにエアロパーツも発売 |
アストンマーティンやベントレー、レンジローバーのカスタムで知られるチューナー、スターテックが新しくアストンマーティン・ヴァンテージのチューニングパッケージを公開。
これはエアロパーツ、ホイール、パワーアップキットにて構成されるもので、このパワーアップキットは510PSから一気に600PSへとパワーを向上させるもので、この結果として0-100キロ加速は0.2秒早くなって3.4秒に(最高速は314km/hのままで変わらない)。※ パワーアップキット”STARTECH PowerXtra SP600”の価格は約7,497ユーロ、邦貨換算で88万円ほど
これによりメルセデスAMG GT Rを超えるパワーを獲得
なお、ヴァンテージに搭載されるV8ツインターボエンジンはメルセデスAMGより供給を受けたもので、本家AMG GT Rでもその出力は585馬力にとどまっており、しかし今回ヴァンテージが(スターテックの力を借りて)これを逆転することに。
そしてホイールについては、「モンスター」と題され、前後ともに21インチ(フロント9J、リア11J)。
カラーはシャドウクローム仕上げが採用され、センターロック風のキャップはシルバー、ブラック、レッド、ブルーがラインアップされています。
価格はフロントが1,178ユーロ(14万円/本)、リアが1,404ユーロ(16.5万円/本)。
エアロパーツについてはカーボンファイバー製のフロントグリル(2,677ユーロ/31万円)、フェンダーベント(1,808ユーロ/21万円)、リアディフューザー(2,201ユーロ/26万円)、カーボンドアミラー(1,188ユーロ/14万円)、マフラーエンド(4,284ユーロ/50万円)が揃います。
なお、マフラーエンドはこんな感じで、ジェット戦闘機のアフターバーナーのような意匠を持っていることがわかりますね。
これらを合計すると約293万円という金額となりますが、このうち大きな比率を占めるのはパワーアップキット。
ただし「600馬力」を手にする対価としては割安なのかもしれません(ただ、実際にはチップを交換するだけなので、パーツだけを見ると割高に思えるかも)。
ちなみにこちらがビフォーアフター。
左がアフター、右がビフォー。
左側では、フロントグリルの内部構造、メッシュが変更されていることがわかりますね。
バンパーやスプリッター自体は変更されていないものの、通常は別カラー仕上げとなるスプリッターを「ボディ同色」とするだけで、ずいぶん印象が変わるものだ、と思います(より「魚」っぽくなったような気がする)。
VIA:STARTECH