| こんなひどい話はあまり聞いたことがない |
さて、オーストラリアはメルボルンにて、アストンマーティン・ヴァンキッシュが鉄柱に突っ込むという事故が発生。
現地の警察によるとドライバーは女性で、左折時にカーブを曲がりきれずにコントロールを失い、そのまま鉄柱に激突した、とのこと(鉄柱に当たって止まらなければ、周囲にも大きな被害をもたらしていた可能性があるので、これはこれで良かったのかも)。
ただ、この事故には「ちょっと普通と違う」ところがあり、というのも運転していた女性はこのクルマのオーナーではなく、実際のオーナーは助手席に乗っていた男性だそう。
しかも運転していた女性はそのオーナーを置いてどこかに逃げてしまい、当のオーナーは負傷したまま助手席に取り残されていた、と報じられています。
オーナーからすると、クルマがクラッシュしてしまい、さらには負傷した状態で置いてゆかれたということで「二重のショック」を受けていると思われ、これには現地警察も「Oh.....」という感じなのかもしれません(ぼくだったら立ち直れない)。
アストンマーティンは修理費用が高いことで有名
なお、アストンマーティンはその修理にかかるコストが高いことで有名。
パーツ代が高いのか、構造が複雑で工賃がかかるのか、簡単にアッセンブリー交換できずに「細かい手作業」が要求されるのかはわかりませんが(それら”全て”なのかもしれない)、とにかく修理費用が高いのは間違いない模様。
このアストンマーティン・ヴァンキッシュについてもおそらくは修理がなされることになると思われるものの、相当に高い代償を払うことになりそうです。
参考までに、過去の例だと「石にヒットした」アストンマーティンDB9の修理に1800万円もかかった例があり、しかし車両購入代金は(中古で)約1000万円だった、とのこと。
内訳としては、パーツ代としてカーボンブレーキローター270万円、フロントサブフレーム220万円、ヘッドライト片側62万円ほか、塗装費用や工賃など。
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そして最近では「廃車になったスーパーカーを購入してきて、格安で修理(時にはカスタム)して乗る」というチャレンジも一部で人気ですが、アストンマーティンの場合、いかに安価であっても不動車の引き取り手は少ないと見え、これも「アストンマーティンを修理して乗るのは割に合わない」ということなのかもしれません。
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こちらについても「万が一事故を起こすと」多大な修理費用がかかることになりそうではあるものの、もし壊れなければ「かなり安価にスーパーカーライフを送ることができる」クルマなのかもしれませんね。
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VIA:CARSCOOPS