| ちなみにボクはそれほどレザーが好きではない |
よって、今後レザー以外の選択肢がどんどん増えればいいと考えている
さて、アストンマーティン(北米)正規ディーラー、アストンマーティン・ニューポートビーチがDBSクーペとDBSヴォランテのワンオフモデル、「ツイード・コレクション」を発表。
このツイード・コレクションは専用のボディカラーに加え、センターコンソール、ドアパネル、シートに特注のツイードを用いた特別仕様となっています。
そしてもちろん、この特別なDBSを製作したのはアストンマーティンのパーソナリゼーション部門「Q」。
ここでその内容を見てみましょう。
DBSクーペ / DBSヴォランテ「ツイード・コレクション」はこんなクルマ
このDBSクーペ / DBSヴォランテ「ツイード・コレクション」のボディカラーはこのディーラーのために調合された”ニューポート・グリーン”で、それに組み合わせられるホイールは「サテンブラックにダイヤモンドカット」。
なお、DBSはすでに受注を停止しているので、この2台が「最後の新車で買えるDBS」なのかもしれません。
ちなみにこの2台の価格はかなり高額な設定となっており、DBSクーペの価格は434,691ドル(現在の為替レートにて約6354万円)、DBSヴォランテは456,891ドル(6678万円)というプライスタグを掲げます(まだ売れていないようだ)。
DBSクーペ / DBSヴォランテ「ツイード・コレクション」のインテリアはこんな感じ
DBSクーペ / DBSヴォランテ「ツイード・コレクション」のハイライトはもちろんこのインテリア。
インテリア全体はタン・レザーとツイードのコンビネーションによって仕上げられ、シートだとセンター部分がツイード仕上げとなっており、サイドサポートにツイードを使用しなかったのは「摩擦による摩耗を避けた」のかもしれません。
なお、内装にツイードを採用するほか自動車ブランドだとベントレーそしてレンジローバー(いずれも英国)がありますが、いずれも摩擦があまり起きない部位に使用されており、ツイードはエレガントかつサステイナブルではあるものの、摩擦や経年劣化に対する問題を解消することが難しいのだとも考えられます(ただしベントレーはソフトトップにツイードを使用しており、摩耗や耐久性にかかわる問題をクリアしているのかもしれない)。※何十年、そして100年以上クルマを存続させることを考慮すると、レザーがもっとも耐久性が高いという理由にてレザーを使用するブランドもある
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そしてドアインナーパネルもツイード仕上げ。
センターコンソールもツイード仕上げ。
この「ツイード」が似合うのはたしかにアメ車でもなくイタリア車でもなくドイツ車でもなく「イギリス車」だけなのかもしれません。
このボディカラーとのマッチングもよく、アストンマーティンならではの上品さ、そして歴史をさらに強く感じさせるように思います。
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