Image:Astonmartin
| アロンソのヴァルキリーは「サテンアストンマーティンレーシンググリーンにAMRサテンライム」 |
こういった体験ができるのはまさに「世界で一握り」
さて、アストンマーティンがF1にて2度のチャンピオンを獲得し現在アストンマーティンF1ドライバーを務めるフェルナンド・アロンソにヴァルキリーを納車したと発表。
なお、このヴァルキリーの生産枠は「150台のみ」で、フェルナンド・アロンソがアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワンチームに加わる前に「完売」していたことを考慮すると、アロンソはアストンマーティンファミリーに加わる前にヴァルキリーを注文していたのだと考えられます。
フェルナンド・アロンソのヴァルキリーは「アロンソのF1マシン」がモチーフ
そしてフェルナンド・アロンソのヴァルキリーはほかにない特徴を持っていて、それは「アロンソが実際にF1グランプリでドライブするF1マシンを模したカラーリングを持つこと」。
実際のところ、「自分がF1グランプリでドライブするF1マシンのカラーリングを再現した」クルマをドライブできる人間は世界中で「一握り」だけであり、フェルナンド・アロンソにとってこのヴァルキリーの納車はかけがえのないひとときとなったのだと思われます。
このヴァルキリーの仕様を見てみると、ボデイカラーはサテンアストンマーティンレーシンググリーン、そこへAMRサテンライムのアクセント。
巨大なベンチュリートンネルの中には(自身のヘルメットにもよく用いられる)スピードレッドとライトブルー、そしてダークブルーのグラフィックが隠されることに。
ヴァルキリーのキャビンは常に簡素で、フェルナンド・アロンソのクルマもその例外ではありませんが、そうは言ってもピュアブラックのアルカンターラにコントラストのあるAMRラインステッチが施され、ヘッドレストにはアロンソのロゴが刺繍されるという「特別仕様」に。※さらにアクセルペダルはレッドに、そしてアロンソのレーシングナンバーである#14がアルマイト処理にて再現されている
The day has arrived! 🤩 I am a proud owner of the best road legal car on the planet. What a privilege to work for this brand. 💚 @astonmartin #Valkyrie #astonmartin pic.twitter.com/6zUjjrbxDI
— Fernando Alonso (@alo_oficial) September 4, 2024
「この日をどれだけ楽しみにしていたか、言葉で言い表すのは難しいです。自分のヴァルキリーのハンドルを握ること。 Q by Aston Martinのチームと密接にデザインに取り組んだ日々は、間違いなく忘れられない時間です。ヴァルキリーはまさに公道用のF1マシンで、アストンマーティンがトラックで培ったあらゆる経験から得た知識と技術が詰まっています。公道で走るのが待ちきれません。」フェルナンド・アロンソ
Delivery day for @alo_oficial.#AstonMartin #Valkyrie #IMPOSSIBLEDRIVEN pic.twitter.com/OzVLuuNrJC
— Aston Martin (@astonmartin) September 4, 2024
なお、このヴァルキリーについては、「納車1時間後にモナコの路上で立ち往生し、レッカー車で運ばれていった」ことがインスタグラム等にて公開されていますが、アストンマーティンはこの一件について声明を出しており、「故障ではなく、アロンソの意向によって計画的に”移動”させただけである」と説明しています。
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参照:Astonmartin