| 内外装の至るところにダイヤモンドパターン |
ベントレーが最新スペシャルモデル、「ベントレー・コンチネンタルGT マリナー・コンバーチブル」を発表し、実車をジュネーブ・モーターショーにて公開する、とアナウンス。
最大の特徴は新しい構造を持つメッシュグリルを持つことで、今までの「網」に近いものに比較すると重厚かつ複雑なデザインを持っています。
ホイールは巨大な22インチ、そしてセンターキャップはホイールの向きに関わらず「B」の文字が正しい方向を向くセルフレベリング式を採用。
ベントレー・コンチネンタルGT マリナー・コンバーチブルの外装はこうなっている
フロントフェンダーサイドの「B」グリル内部もフロントと同じ新しいデザインを持つメッシュを採用。
ドアミラー上部はシルバーにペイントされており、これはベントレー・コンチネンタルGT マリナー・コンバーチブル特有の仕様であるようですね。
ボディカラーの選択肢が豊富なのもベントレーの特徴でもあり、なんと61色から選択可能。
ちなみにトップのカラーは7色が用意され、英国ブランドらしいツイード素材もラインアップされています。
そしてこちらが新しいメッシュグリル。
クロームの枠にグロスブラックのインレイが施されており、今までにない高級感も。
なお、ここ最近の自動車メーカーの傾向として「フロントグリルでアピール」するというものがありますが、ベントレーもその例に漏れないということですね(これは中国対策だと言われている)。
ベントレー・コンチネンタルGT マリナー・コンバーチブルの真価はインテリアにあり
そしてオープンモデルだけあってベントレーはインテリアにも注力しており、シートやドアインナーパネルにはダイヤモンドステッチが施されます。
センターコンソールにはメタル製のトリムが用いられ、エアコン吹出口の中間にはブライトリング製クロックも。
そのほか2,200ワット+18スピーカーにて構成されるNaim製オーディオシステムが標準にて装備されている、とのこと。
ヘッドレストには「MULLINER(マリナー)」のロゴ。
このマリナーとは、ベントレーのパーソナリゼーションを担当する部門であり、今回のようなスペシャルモデル製作や一部こだわりのオプション、特別な仕様を持つ内外装を手掛けます。
トノカバーにもスペシャルステッチ入り。
内装については通常オプションとして8パターン、スペシャルオプションとして3パターンが選択可能。
なお、インテリアに施されるステッチはすべて合わせると、なんと「40万針」にも達するそう。
画像にはないものの、このベントレー・コンチネンタルGT マリナー・コンバーチブルを購入したオーナーには「内装カラーとマッチしたレザーを使用したキーカバー」「ハンドメイドによるプレゼンテーションボックス」が付属する、とのこと。
センターコンソール上のメタルプレートも「ダイヤモンド」、そしてダイヤルスイッチの側面もダイヤモンド(ナーリング)加工が施され、内外装いたるところが「ダイヤモンド」なスペシャルモデルだと言えそうですね。
VIA:Bentley