| このロールスロイス・カリナンであれば快適に北極を走行できそう |
さて、様々な「もしも」系レンダリングを発表している(デザイナーのアビメレック・アレラーノ氏率いる)Abimelec Designですが、今回はロールスロイス・カリナンやベントレー・ベンテイガといった高級SUVをワイルドなオフローダーへと変化させるべく、究極のバーチャルカスタムを施したレンダリングを公開。
北極圏を走破するような、いわゆる「アークティックトラック」というスタイルとなるそうですが、画像を見ると極端なリフトアップに巨大なタイヤを装着していることがわかります。
たしかに北極圏では「「走行不能になると」文字通り命取りとなるので、どのような環境においても走破できるだけの装備が必要となるのでしょうね。
常識的には「ありえない」クルマだけに面白い
このカリナンは巨大なタイヤを収めるために大きく張り出したオーバーフェンダーを持ち、フロントにはグリルガード、その上とルーフにはフォグランプ/ドライビングランプが備わります。
そのほかの部分はノーマルに近く、ロールスロイス・カリナンが本来持つ快適性も維持されていそうですね。
実際にカリナンがこういった状況で使用されることはないと思われるものの、それだけに意外性があって面白い作品ですね。
ベントレー・ベンテイガも「究極」仕様に
そしてこちらはベントレー・ベンテイガの究極オフローダー。
ワイドボディに巨大タイヤ、フォグランプ/ドライビングランプを備えるのはカリナンと同じですが、ルーフにはラックが取り付けられています。
リヤバンパーには構造物、そしてルーフにはなんらかのタンクが載せられているようですね。
ルーフにはソーラーパネル装備。
インテリアにはレッドレザーが使用され、カリナンと同じく快適性を維持していると考えて良さそう。
そのほかにはこんな「究極」なクルマも
そして高級車のオフローダー化というと真っ先に思い出すのがコンチネンタルGT”ラリーエディション”。
これは一個人によるカスタムカーですが、今回の一連のレンダリングもこれを参考にしているのかもしれません。
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一方、こちらは北極圏での活動や、火星にてテラフォーミングを行うという、現在考えうるもっとも過酷な環境での活動を想定したレンジローバーのレンダリング。
なお、現実世界においてトヨタは「月にクルマを送り込む」計画を持っており、こちらにも期待したいところですね。
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