| コンチネンタルGT、フライングスパー、ベンテイガの3車種合計5台のみが特別に製作 |
なおフライングスパーのみが「わずか1台」の狭き門に
さて、ベントレーが自社のパーソナリゼーションプログラム「マリナー」にて仕上げたコンチネンタルGT スピード、フライング スパー・スピード、ベンテイガ EWB アズール最新作を公開。
これらはインド市場向けにカスタムされた車両だそうですが、意外なことにインド向けとしては「初」のマリナー仕様。
ボディカラーはインドのナショナルカラーであるグリーン、インテリアにもやはり同国のナショナルカラーであるオレンジが用いられ、これらによって「力強さ、優雅さ、自然の美しさ」を表現したのだと紹介されています。
ベントレー「オピュレンス エディション」はこんな仕様を持っている
なお、これらは現地の正規ディーラーがベントレー本社に発注したものだとされ、その名も「オピュレンス エディション(Opulence Edition)」。
ボディカラーは上述の通りインドのナショナルカラーではありますが、これはコガネムシの虹色に輝く緑色を意識してマリナーが特別に調合した「スカラベ グリーン」。
インテリアにはマンダリンとカンブリアングリーンが用いられ、もちろんこちらも特注カラーです。
マンダリンレザーの一部にはカンブリアングリーンのステッチ、カンブリアングリーンレザーの一部にはマンダリンステッチというコントラスト仕様。
ダッシュボードのパネルに描かれているのは「インドの風水による、幸運と繁栄の伝統的な象徴である野生の馬と山の頂上」なのだそう。
これらオピュレンス エディションはモデルによって「微妙な」仕上げの差異があるそうで、コンチネンタルGTスピードのホイールは22インチ(ダークティント仕上げ、自動レベリング機構付きホイールセンター バッジ装備)、そしてブレーキキャリパーはレッド。
フライングスパー スピードだとラジエターグリルにポリッシュ仕上げのステンレススティールが採用され・・・。
ベンテイガ EWB アズールのブレーキキャリパーはブラック。
インテリアにも若干の相違があり、フライングスパー スピードだとベゼルとスイッチギアにダイヤモンド ローレット加工が施され、さらにはNaim正オーディが装着されるなど「よりラグジュアリー」に、そしてベンテイガEWB アズールだと「快適さ、豊かさ」に重点が置かれ、シートレイアウトは4人乗りのみ、そしてマリナー特製コンソール ボトル クーラーが後席に備えられるなど、ショーファードリブンカーとしての性質が強化されるようですね。
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参照:Bentley