| 外装の変更は微小なるも各部がダーク仕上げとなることで精悍な印象に |
インテリアではいっそうの近代化、そして快適性の向上が図られる
さて、ベントレーが予告していた新型フライングスパーを正式発表。
この新型フライングスパーでは(予告通り)W12エンジンが廃止され、かわりに採用されるのが「V8ウルトラパフォーマンスハイブリッド」。
4気筒減ったといえどもハイブリッドの助けを駆りて最高出力782馬力 / 最大トルク1,000Nmを発生させ、馬力でいえば19%の増加、トルクでは11%増加し、さらには一回の給油とチャージあたりの最長航続距離は829km、ピュアエレクトリックモードにて76kmの走行が可能となるなど「パフォーマンス、環境性能」などすべての面でW12エンジンを上回ります。
ちなみに0-100km/h加速は3.5秒を誇り、ベントレー史上最強・最速の4ドアサルーンがここに誕生したわけですね。
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新型ベントレー・フライングスパーはこんなクルマ
そこでもう少しこの新型フライングスパー関する詳細を見てみると、外観そのもののアップデートは「控えめ」で、グリル、バンパー、ディフューザー、ヘッドライト / テールランプそしてホイールデザインに変更が加えられ、ブライトウエア(従来のクロームパーツ)にダーク処理が施されたくらい。
しかしながらオーナーは「スタイリング スペシフィケーション エアロ パッケージ」を選択でき、これにはカーボン ファイバーまたは専用(新色)となるボディカラーをチョイス可能(これらを含めると、101種類のボディカラーを選べる)。
ちなみにバンパーサイドの「縦型」ベントはここ最近(ベントレーの属する)フォルクスワーゲングループが好んで採用する意匠でもあり、VWはもちろん、このベントレー、さらにはアウディやポルシェでも採用が拡大することとなるのかもしれません(これらはとくに同グループの中でもデザイン的共通性が高い)。
アクティブ シャーシ システムも一新され、アダプティブ サスペンションと全輪操舵、電子制御リミテッドスリップディファレンシャル、再調整されたESC ソフトウェアが組み合わせせられ、フロント48.3%、リア51.7%という理想的な重量配分と相まってフライングスパーの機敏な動きを助けることに。
加えて4つのエレクトリックパワートレーン専用のドライブモード(ピュアEV、エレクトリックブースト、回生ブレーキ、チャージ)によって電動化を最大限に活用でき、”チャージ”モードではガソリン エンジンを使用して車輪を駆動しエネルギーを回収することで積極的に充電を行います(レベル2充電器に接続しての充電も可能で、その場合は11キロワットの速度で充電時間は2時間45分)。
新型ベントレー・フライングスパーのインテリアはこうなっている
新型フライングスパーのインテリアに目を移すと、ベントレーが採用する最新電気アーキテクチャのおかげでテクノロジー面における大幅にアップグレードがなされ、新しいデジタル計器クラスター(メーター)、ワイヤレス接続が可能なApple CarPlayとAndroid Auto対応センタータッチスクリーン (サイズは非公開) が与えられ、地図データなどは無線でのアップデートが可能。
新しい「My Bentley App Studio」では、音楽、ゲーム、ナビゲーションなどのサードパーティ アプリをダウンロードすることもできる、と説明されています。
そのほか、「10スピーカー、650ワット」を誇るオーディオ システムが標準装備されていまが、オプションでは「16スピーカー、1,500ワット」の Bang & Olufsen製サウンドシステム、またはフロント シートにアクティブ ベース トランスデューサーが組み込まれた19 スピーカー、2,200ワットのシステムへのアップグレードも可能。
さらにはフロントガラスとサイド ウインドウに新しいラミネートガラスが採用され、室内が(旧モデルより)9デシベル静かになっていることについてもアナウンスされています。
新型フライングスパーの価格については現時点で公開されておらず、しかし近日中に納車時期とともに発表がなされると考えて良さそうですね。
新型ベントレー・フライングスパーを紹介する動画はこちら
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参照:Bentley