カリフォルニアを本拠地とするレズバニ(レズヴァニ/REZVANI)が新たに「ビースト・アルファ」を公開。
これは昨年発表された「ビースト」のハードトップ版と言えるものですが、「サイドワインダードア」が特徴。
ロータスのアルミシャシーをベースとし、ホンダの2.4リッター4気筒エンジンをターボで加給しています。
出力は500馬力にも上り、わずか884キロの軽量な車体とあいまって0-100キロ加速はわずか3.2秒、最高時速は281キロを誇ります。
内装はアルカンタラとレザーを使用したもので、レーシーなメーターに加えアップル・カープレイ/アンドロイド・オート対応のインフォテイメントシステムを装備。
エアコンやエアバッグも装備しており、これで重量884キロというのはかなり軽いと言って良いでしょう。
この「ビースト・アルファ」の価格はまだ公表されていませんが、オープンモデルの「ビースト」の価格は2200万円から。
いかに高性能とは言えどもロータスのシャシーにホンダのエンジンを積んだ車にポルシェ911GT3と同じだけの価格を払うのは難しいと思われ、その対策としてレズバニは今回の「サイドワインダードア」のようなエキゾチックな装備を考えたのでしょうね。
サイズの発表はありませんが、かなり短く、かなり幅が広いようです。
レズバニが新型車「ビースト・アルファ」を11月のロサンゼルス・モーターショーで発表しますが、その画像をちょっとだけ公開。
今回は「サイドワインダー・ドア」と称する特殊な開き方を持つドア(前方へのスライド式に見える)をチラ見せしていますが、より少ないスペースで乗降が可能になる、とのこと。
この新型車については謎が多く詳細は不明なものの、エアコンやトラクションコントロールといった装備が付加されると言われることから、既存の「ビースト」に比べるとやや快適方向に振った車のように思えます。
なお現在公開されている情報だとビースト・アルファはホンダ製の2.4リッターエンジンをスーパーチャージャーで加給し500馬力を発生。
トランスミッションは6速MTで駆動輪は後輪のみ。
0-100キロ加速は2.7秒と言われ、いかに快適方向にシフトしたとはいえど過激なパフォーマンスは健在のようです。
なおレズバニ・ビースト(標準モデル)はアリエル・アトムのシャシーを使用していますが外装はカーボンファイバーで覆われ、アトムに比べると「普通の車」っぽくなっています(それでも重量は748キロ)。