| 登場は今年後半、発売後はわずか2年の短い命だと報じられる |
願わくは「ゼロヨン最速王」としての地位を取り戻してほしいものだが
さて、ここ最近あまりニューモデルのウワサのないマクラーレン。
CEOがマイク・フルーイット氏からマイケル・ライタース氏へと交代していますが、おそらく今後のマクラーレンは(ひとまずの資金稼ぎとして)マイケル・ライタース氏の指揮のもとセダンやSUVに注力する可能性が高く、もしかすると当分新しいスーパースポーツは登場しないのかもしれません。
よってマクラーレンは(スーパーカーセグメントにおいては)アルトゥーラ、そして720Sというラインナップにて戦わねばならないということになりそうです。
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マクラーレンは720Sのフェイスリフトを計画中
そこで今回報じられているのが「マクラーレンが720Sのフェイスリフトを計画中」というウワサ。
マクラーレン720Sは2017年のジュネーブ・モーターショーにてデビューしていますが、今年で5年が経過することになり、ランボルギーニやこれまでのフェラーリのサイクルに照らし合わせてもモデルライフ半ばのフェイスリフトを行うべき時期に差し掛かっていると考えられます。
この720Sのフェイスリフトについて、まずひとつの変更点は「サーキット走行を前提に考えられた、折りたたみ格納式のメーターが、固定式に改められる」というもの。
これはコストがかかる割に「あまり需要がなかった」装備だとも考えられ、今回削除となるのかもしれません。
もうひとつの変更点が「エンジン」であり、720馬力から750馬力へとパワーアップが施され、トランスミッションについても765LTと同じ仕様へとバージョンアップされることで変速スピードが向上するもよう。
この「アップデート版720S(750S?)」は発売後わずか2年ほどしか販売されないとも報じられていますが、その時点で後継モデルが登場するのかどうかについては現時点では不明です。
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外装についてはフロントスプリッター、そしてリアエプロンの変更があると言われており、しかしそれが「クリーンな方向」になるのか、それとも765LTのような「アグレッシブな」方向へと向かうのかもちょっとナゾ。
マクラーレンはかつて「ゼロヨン最速」のスポーツカーだったが
なお、マクラーレン720Sは登場からしばらくの間「ゼロヨン最速」として知られており、およそどのようなクルマでも到底かなわないほどの速さを誇ったものですが、ここ最近だとフェラーリSF90ストラダーレ、ポルシェ911ターボSに遅れを取ることも多くなり、その意味でもアップデートの必要性に迫られていたのかもしれません。
もちろん現時点ではそのパフォーマンスについてはなんらわかっていないものの、再び「ゼロヨン無双」として君臨することを期待したいものですね。
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参照:The Supercar Blog