これはミニじゃない感満載
ミニが2018ダカール・ラリー向けに「ジョン・クーパー・ワークス・ラリー(John Cooper Works Buggy)」を製作して画像を公開。
これはX-raidチームによって走らされるもので、エンジンは3リッター直6ディーゼル、出力は340馬力、そして後輪駆動。
フレームはチューブラー構造となり、つまりは市販モデルのジョンクーパーワークスとはほぼ接点の無い車となっています。
ボディは「上半分」に若干市販モデルとの類似性が見られるものの、構造自体はカーボンファイバーとケブラーによって作られるもので、やはり市販モデルとは「似て非なるもの」。
美しいテスト風景の画像も公開
車両は完成後にモロッコ、そしてハンガリーでテストを行ったとのことで、今回美しい画像も公開(相当に過酷な条件であるはずですが、それでもただただ美しい)。
一方でこちらは「JCWラリー」。
こちらはまだミニっぽい面影があるものの、やはりすべてが市販車とは異なると思われます(競技用に製作したシャシーにボディを載せただけ?)。
ミニは今回のダカール・ラリーに3台のJCWバギー、4台のJCWラリーを持ち込むとしており、その結果も気になるところ。
なおダカール・ラリーは日本人の活躍が目立たなくなったせいか日本では知名度サッパリとなってしまったのは残念。
ですがこうやってミニが参加するということは、欧州では相当に人気がある(つまりわざわざ一回のラリーのための専用車を製作して投入してもメリットがある)ということなのかもしれませんね。
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