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ロールスロイス「新型ファントムはEVにも転用可能なように設計されている」。6年前にもEV化を示唆するなど意外や先進的

2017/11/09

|新型ロールスロイス・ファントムはピュアエレクトリックビークルに化にも対応している|

ロールスロイスのトルステン・ミュラー・エートベッシュCEOによると、「新型ファントムは、エレクトリックビークルに転用できるようにも設計されている」とのこと。
つまりは現行(新型)モデル存命中にファントムのエレクトリックモデルが登場する、ということになりますね。

ロールスロイスは6年も前にエレクトリック・コンセプトを発表している

なおロールスロイスは2011年にエレクトリックモデルである「102 EX」を公開していますが、今思うとこれはかなり早い段階でのEVコンセプトと言えますね(フライングレディがLEDによって光る”エレクトリック・レディ”になっていた)。
ロールスロイス自身、「ハイブリッドを飛ばして一気にエレクトリック」と発言しており、かなり以前から「未来を見ていた」こともわかります。

ファントムは今年14年ぶりのモデルチェンジを迎えており、おそらくは新型ファントムも同様のモデルライフを持つと思われます。
その間に「ガソリンエンジン販売禁止」を迎える国は欧州のいくつかの国を始め世界中に出現すると思われ、ロールスロイスにとって大きなマーケットとなる中国も「そうなる」可能性が。

ロールスロイスは自動車業界では「唯一無二」と言える存在ではあるものの、その先行きについては自身が一番危うさを感じているようで、だからこそEVブームが来る前にEVコンセプトを発表したり、現行モデルであってもエレクトリックモデルへの転用が可能なように設計しているのでしょうね。

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