Winning Designがトヨタ86とマクラーレン720Sとを合体させたレンダリングを公開。
さらにはリバティウォーク風のオーバーフェンダーもついていて、けっこう格好良くまとまっていますね。
なおマクラーレン720Sのフロントについてはそのデザイン的評価が大変に高く、横長のヘッドライトがサイドのウインカーにつながっているところなどは秀逸。
これについてはいくつかのアーティストが作品に取り入れるなど、最も評価されている部分だと考えていますが、このライトの奥にはラジエターがあり、ここから入ったエアがラジエターを冷却しながらサイドに抜けるという仕組み。
ライトやウインカーはこういった構造の中で「ガイド的」な役割を果たし、機能の中にうまく溶け込んでいると言えます。
現時点ではマクラーレン720Sのデザインはもっとも合理的で先進的だとぼくは考えていますが、このフロントはそれを端的に表す部分ですね。
なお、今回のレンダリングのような「合体もの」は古くから日本のチューニング業界に存在し、記憶している範囲ではZ32フェアレディZをブガッティEB110風にするもの、初代ダイハツ・コペンをポルシェ911風にするもの(コペルシェと名付けられていた)、トヨタMR-Sをポルシェ・ボクスター風にするものナドナド(トヨタ86、マツダRX-8についても”何か風”にコンバートするものがあったと思う)。※画像を引っ張ってきたいところですが、個人オーナーさんの車の画像しかネット上にはないようで画像公開は断念
レンダリングだとさらに「合体もの」は増えてきますが、ぼくはこういった「好きなものと好きなものを組み合わせる」のは個人の自由で、誰かを傷つけたり著作権を侵害したりと法に触れなければいいんじゃないか、とは考えています(自分でやろうとは思わないものの、見ているぶんには楽しい)。
ただ、大半は「法に触れる」ことになるので許諾を得るのは必要で、例えば「ミラジーノ」などは許諾を得てオフィシャルにて「ミニっぽく」した一つの例ですね。