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【異次元】シトロエンが「ベッド、オフィス、6人乗り」を凝縮した走る秘密基地コンセプト「ELO」を発表。さらには「センターシート」を採用

【異次元】シトロエンが「ベッド、オフィス、6人乗り」を凝縮した走る秘密基地コンセプト「ELO」を発表。さらには「センターシート」を採用

Image:Citroen

| シトロエンはいつも魅力的なコンセプトカーを発表する |

クルマは単なる移動手段ではない。シトロエンが問いかける未来のモビリティ

フランスの自動車メーカー、シトロエン(Citroën)が、自動車の概念を根底から覆す驚愕のコンセプトカーを発表。

その名は「ELO (rEst, pLay, wOrk)」—つまり、「休息」「遊び」「仕事」のすべてを車内で完結させるという、まさに「アイデアの実験室」ですが、これはいつも奇っ怪なコンセプトカーを発表するフランスの自動車メーカーらしい作品だと言えそうです。

このELOコンセプトは、ハッチバック並みのコンパクトな車体に「最大6人乗り、ベッド、オフィス」さらにはホームシアター機能までを凝縮。

加えてドライバーがマクラーレンF1のように中央に座るという、規格外のレイアウトを採用しています。

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Image:Citroen

シトロエン「ELOコンセプト」はこんなクルマ

ここでは、この「走るタイニーハウス」とでも呼ぶべきシトロエン ELOのクレイジーかつ革新的な全貌を詳しく見てみるとともに、ぼくらが今後、クルマに求める価値がどう変化していくのかについても考えてみたいと思います。

  • この記事のポイント
    • 多機能モジュール: 全長わずか4.1mの車体に休息・遊び・仕事の機能を集約
    • センターシート: マクラーレンF1のような中央運転席を採用した驚きの理由
    • 寝室とオフィス: サーフボード素材のエアマットレスモバイルオフィスへの瞬時な変形
    • 低コストHUD: フロントガラスに情報を投影する革新的かつ低コストな技術を搭載
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Image:Citroen


ELOが実現する「移動する生活空間」の革新的機能

車種概要:全長4.1mの車体に「タイニーハウス」を凝縮

ELOは、シトロエンが提唱する次世代EVの設計思想を示すコンセプトカーであり、その最大の哲学は「コンパクトな車体で最大の自由と機能性」を提供すること。

全長は同社のë-C3と同等のわずか4.10メートルに抑えられていますが、EV専用プラットフォームとリアアクスルにモーターを配置した設計のおかげで、驚くほどフラットで広大な室内空間を実現しています。

シトロエンはこのクルマを「車輪のついたタイニーハウス」と表現し、現代人の多忙な生活(通勤、レジャー、テレワーク、家族活動)に関する要求をすべて満たす「スイス・アーミー・ナイフ」のようなモビリティを目指している、と説明しています。

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性能・デザイン:マクラーレンF1方式のセンターシートと驚きの設計思想

ELOのデザインと機能は、従来の車の常識を完全に打ち破っており、まずその外観は「OLE」コンセプトにも通じるカクカクしたもので、近年のシトロエンが採用してきた「エアバンプ」「曲線と曲面」という柔らかい路線とは対極をなすもの。

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そしてインテリアも「低刺激」というよりは「刺激に溢れた」新しいコンセプトを採用しており、より「人生を楽しもう」という選曲的な姿勢が伝わってくるかのようですね。

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Image:Citroen

1. センター・ドライビング・ポジションの秘密

最も目を引く特徴は、運転席が車体中央に配置されている点。

マクラーレンF1が究極のドライビング体験と左右の重量バランスのためにこのレイアウトを採用したのに対し、ELOの理由は異なります。

  • 実用性とコスト: 運転席を中央に配置することで、右ハンドル仕様と左ハンドル仕様を作り分ける必要がなくなり、開発・製造コストを大幅に削減できる(近年のシトロエンは、一つの構造やデザインに対し、複数の意味を持たせることで”シンプル”さを追求している)
  • 自由度: 運転席は360度回転可能で、停車時には後席の乗員と対面して会話を楽しんだり、オフィスチェアとして使ったりといったぐあいに車内の自由度が格段に向上する

2. 究極のモジュール性と機能

機能コンセプト具体的な特徴・用途関連する新しい知識
REST(休息)ベッドルームへの変形:トランクに収納されたインフレータブル(空気注入式)マットレス(サーフボードなどに使われる「ドロップステッチ」素材)で2人分の寝室に。デカトロンとの協業: スポーツ用品大手のデカトロンと共同開発することで、アウトドアに強い軽量かつ高耐久な素材を採用し、車中泊の質を向上。
PLAY(遊び)ホームシアター:格納式プロジェクションスクリーンと車内電源で、映画鑑賞が可能。V2L技術で外部電源を供給し、キャンプでのベースキャンプとして機能。内蔵照明の巧妙さ: リアライトが車内側に取り付けられ、マットレスが展開されるとナイトランプ(ベッドサイドランプ)として機能する洗練されたデザイン。
WORK(仕事)モバイルオフィス:回転させた運転席と、収納式タブレット台で瞬時にオフィスに。ビデオ会議にも対応。低コストHUD: 情報は従来のHUDよりも開発・生産コストが低い特殊な反射フィルム付き透明スクリーンに投影され、情報が浮かんでいるように見える。
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Image:Citroen

3. 細部に宿る独創性

  • 外装パーツ: 前後のバンパーガードは、プレートや飲み物を置くための平らな台としても機能
  • 収納式座席: リアシートは取り外し可能で、屋外用チェアとして使用可能
  • 乗降性: センターピラーレスの観音開きドアにより、フロアが完全にフラットなEVのメリットを最大限に活かし、乗り降りがスムーズ

市場での位置付け:「MPV復権」を狙うアイデアラボ

シトロエンによれば「ELOは、かつてのフォルクスワーゲン(VW)マイクロバスや、シトロエン自身が持つ独創的なMPVの伝統を継承し、EV時代にミニバン(MPV)を再定義することを目指し」ており、さらに同社はこのコンセプトカーを「インフルエンサーの夢」と呼びつつ「モバイルオフィス機能がSNSでのスポンサー付きのライフスタイルに最適である」と強調。

実車は2026年1月のブリュッセル・モーターショーで世界初公開される予定だといい、その革新的なアイデアは今後のシトロエンの量産モデルに大きな影響を与えることとなりそうですね。

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Image:Citroen


結論:ELOが描く、時間と空間を拡張するモビリティの未来

シトロエン ELOは、移動という行為に付随する「時間」と「空間」の概念を根本から見直した、未来への挑戦状。

車内が休息の場となり、エンターテイメント空間となり、仕事の場となることで、ぼくらは移動中や待ち時間といった「隙間時間」の価値を最大限に高めることができるようになり、これはまさに現代のクルマに求められる要素であるとともに「ライフスタイルの変化」によってもたらされた「新しいニーズ」なのかもしれません。

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Image:Citroen

  • ELOがもたらす新しい価値
    • 時間の有効活用: テレワークや休息を移動中に取り入れられる
    • 空間の最大化: コンパクトな車体で最大6人、ベッド、オフィスを実現
    • コスト効率: センターシートや低コストディスプレイ技術で、開発・生産の合理化を図る

単なる移動から解放され、クルマを「生活の一部」として捉え直すシトロエンの挑戦は、ぼくらのカーライフ、そして日々の暮らしに新しい自由とインスピレーションを与えてくれることとなりそうですね。

シトロエン「ELOコンセプト」を紹介する動画はこちら

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