アウディスポーツは2020年までにRSモデルを現在の11から16へ
アウディスポーツ(旧クワトロ)が2020年までに「16まで」そのモデルラインアップを拡大する予定だと公表。
現在アウディスポーツが持つのはR8を筆頭にRS3スポーツバック/セダン、RS4アバント、RS5クーペ/カブリオレ、RS6アバント・パフォーマンス、RS7スポーツバック・パフォーマンス、RS Q3パフォーマンス、TTRSクーペ/ロードスターの全11モデル。
まずはSUVのRSバージョン投入が濃厚?
つまりここから「5モデル」増やすということになりますが、セダンバージョンのRS4/RS6、Q2/Q5/Q7ですでに5つ。
おそらく「Q8」のRS版も登場するとみられるので、この勢いだと一気に16車種以上となるかもしれませんね。
なお、気になるのは「e-tron」のRSモデルはどうなるのか、ということ。
現時点ではまだ発売すらされていないモデルではありますが、メルセデス・ベンツ「EQ」、ポルシェ「ミッションE」など各社のEVが出揃って来ると、そこからの差別化は「パフォーマンス」ということになり、EVをまず発売した後の「最初の課題」となるかもしれない、と考えています。
現在のアウディスポーツCEOはステファン・ヴィンケルマン氏で、同氏は言わずと知れた前ランボルギーニCEO。
さらには新しくアウディスポーツにはランボルギーニで品質管理を担当していたオリバー・ホフマン氏が異動しており、同氏は今後技術開発部門を率いる、としています。
ステファン・ヴィンケルマン氏のCEO就任後に大きく変わってきているアウディスポーツですが(後輪駆動モデルを発表したり、レースカーの販売を拡大したり、軽量モデルを発売したり、過激なチューニングパーツを開発したり)、今後もその変化は止まりそうになく、より過激なモデルや、より幅広いラインナップを持つことになりそうですね。
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