| 実はRS5クーペより幅広だった |
アウディが「RS5スポーツバック」を公開。
すでに公開されている「RS5クーペ」に続くものですが、エンジンは同じく2.9リッターV6ツインターボ、出力も同じく444馬力となっています。
トランスミッションは8速AT、駆動方式はもちろんアウディ得意の「クワトロ」。※アウディではクーペスタイルのサルーンを”スポーツバック”と定義
最高時速はオプション装着で時速280キロ
0-100キロ加速は4秒、最高速度は紳士協定にて時速250キロに制限されるものの、オプションのダイナミック・プラス・パッケージを装着すれば280キロまでこれを引き上げることが可能となっています。
プラットフォームはフォルクスワーゲン・アウディグループの上位モデルに使用される「MLB」で、つまりエンジンは縦置き。
よって同じ「4WD」と言っても横置きエンジン車(A3やTTなど、MQBプラットフォーム採用車)のクワトロシステムとは異なるもの。
駆動力の配分は通常40:60ですが、最大でリアに85%を振り分けることができ、しかしメルセデスAMG、BMW M5のような「(100%を後輪に振り分ける)ドリフトモードは無し」。
これはフォルクスワーゲン・アウディグループ全体的に「ドリフトモードを嫌っている」ということもあり、その理由は「もともとの設計と異なる駆動力配分を行うのは無理があること、一台の車で4WDと後輪駆動とを使い分けるのがそもそも危険であること。
なおRS5クーペに比較してRS5スポーツバックは「リアフェンダーが左右1.5センチづつ広く、車高が7ミリ低い」とのこと。
そのためクーペに比べてアグレッシブなルックスを持っているようです。
インテリアについてはバーチャルコクピットが標準装備となり、アップル・カープレイ、アンドロイドオートも標準化。
ベースのA5自体も「なんでも」ついている車なので、不足を感じることはまずなさそうですね。
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