| 今後価値の上がるモデルは? |
ハガーティが「これから価値の出る車10台」をリストアップ。
最近の自動車業界の動向として、「消費者の嗜好の細分化」に伴い、様々なクルマが登場しているのが特徴。
これまでは考えられなかったようなハードコアなモデルも普通に発売されるようになったりといった状況があるわけですが、そんな中で一部「価値の上がる」モデルも。
この背景には、いずれのメーカーもマニアックなモデルに対し「限定販売」という手法を採用することでその価値を高める戦略を採っており、そして実際に価格の上がったモデルがネット上で「話題」となることで、皆が「これは価値が上がるから買っとかないと」という流れになるのだと思われます。
仮に同じマニアックなモデルを「限定ではなく」売り続けていると単なる不人気車になってしまうと思われますが、このあたり戦略によってどうにでもなってしまうのが不思議なところ。
これから価値の上がるモデルは?
ここで早速、「今後コレクターズアイテムとして価値の出る」モデルを見てみましょう。
特にランキング、というわけではなく10台をピックアップしてみた、というようですね。
ホンダ・シビック・タイプR
まず筆頭はホンダ・シビック・タイプR。
これは今までのモデルを見ても間違いなく「価値が失われない」といっていいクルマですね。
さらに「歴代最強」というところも価値をサポートしてくれそう。
キア・スティンガーGT
意外なメンツですが、韓国「キア」の社長は初代アウディTTをデザインしたペーター・シュライヤー氏。
無類のクルマ人であり、その彼が自身を持って送り出すのがスティンガーGT。
米国では実際にかなり高い評価を得ているようです(一度運転してみたいとは思う)。
レクサスLC500
1500万円を超える価格帯ながらも、日本では異例の「納車待ち」が発生したLC500。
LFAを超えるボディ剛性を持ち、その乗りやすさ、美しいスタイリングは長きに渡って評価されそう。
なんだかんだ言って数が出るモデルではなく、従って中古市場は高値維持で推移するかと思われます。
アウディRS3
アウディのハイパフォーマンスシリーズ、「RS3」の末弟。
新車時点でかなり高いコストパフォーマンスを持っており、よって中古市場でも大きく値下がりすることはなさそう。
BMW M2も同様に、価値を維持できる一台だと考えています。
ジープ・グランドチェロキー・トラックホーク
その名の通り、SUVでありながらトラック=サーキットでの走行も視野に入れたモデル。
「実はランボルギーニ・ウルスよりも速い」として話題になったモデルですね。
ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン
公道走行可能なドラッグレーサーとして一躍有名になったチャレンジャーSRTデーモン。
とんでもなく人気があるようで、しかも多くの国では「販売されない」ということも飢餓感を煽ることに。
まず将来に渡り価値が下がることはなさそうです。
スバルWRX STI Type RA
WRX STIの限定モデル、RA。
軽量化、パワーアップ、足回り強化という「お約束」に従ってチューンされたスパルタンモデル。
これもスバルが発売した過去の限定モデルを見てわかるとおり、価値が損なわれることはなさそう。
ジープ・ラングラー
すでに確固たる地位を築いており、中古でも高値安定なラングラー。
唯一無二の価値を持っており(そのため中国企業が欲しがっているほど)、今後もそれは揺るぎないと思われます。
日本でも数少ない「好調なアメ車ブランド」のひとつですね。
ポルシェ718ケイマン/ボクスターGTS
最近はポルシェも台数が増え、中古市場でも値下がりが目立ちますが、「GT系」となると話は別。
これはもうひとつのブランドだと言ってもよく、投資対象としては間違いなさそう。
シボレー・カマロZL1 1LE
超速カマロ、ZL1。
アメリカンマッスルを地でゆくハイパフォーマンスカーですが、ニュルでの好タイムなどサーキット走行性能の高さも立証され、これもカマロの歴史に名を刻むのは異論のないクルマですね。