アウディが「R8 LMS GT4」をニューヨーク・モーターショーにて発表。
車体の60%はロードバージョンのアウディR8 V10と共通となっており、工場もロードバージョンのR8と同じ。
これはランボルギーニ・ウラカンのレーシングバージョン、GT3やスーパートロフェオがやはり市販モデルのウラカンと同じラインで組み立てられるのと同じですね。
すでにアウディR8 LMS GT4のレース参戦準備は整っており、5月25日から28日にかけて開催されるニュルブルクリンク24時間が初舞台となるそうですが、カスタマーカーとしての発売は今年後半になる模様。
Audi R8 LMS GT4なおアウディ・スポーツ(旧クワトロ)は代表にステファン・ヴィンケルマン氏を迎えたのち、ル・マンから撤退する一方でカスタマー向けのレースカー販売に力を入れており、今回のR8 LMS GT4のほか、R3 LMSも販売中。
加えて市販車においても「RS」モデルを急激に拡大しつつあり、アウディのスポーツイメージを急速に高めているようですね。
なお同じレースカーと言えども結構エアロパーツの形状には相違があり、このR8はリアウイングが結構「前に」取り付けられていますね。
リアウイングひとつ取ってもその前後の位置、スワンネックであったりそうでなかったり、翼端の形状がそれぞれであったり、と色々なものがあって面白いと思います。
アウディ発表のプレスリリースはこちら
アウディがツーリングカー選手権用のレースマシン、「RS3LMS」を1850万円で発売
新型アウディR8発表時に同時公開されたアウディR8LMS GT3。
このレースカーの購入受付が開始され、個人でも4800万円程度で購入できる模様。
とくに限定というわけではないようですが、販売台数は50台程度を予定しているそうです(過去の実績からそう判断しているのかもしれない)。
フェラーリ488、ランボルギーニ・ウラカン、フォードGTなど競合ひしめくカテゴリですが、実際のレースでも激しい戦いが繰り広げられそうですね。