BMWモトラッドが発売しているバイク、「R nineT」。
「バイク&サーフ」という流れに乗って一気に人気化したモデルですが、カスタム人気も同時に加熱しており、様々なカスタムが見られるように。
そうなるとメーカー(BMW)としてもサードパーティーに流れている利益をなんとか自分たちのところで確保できないかと考えたようで、今回メーカー純正カスタマイゼーション・プログラム「Motorrad Spezial」を開始。
R nineTは1,925,000円とかなり高価なバイクですが、そのぶん細部に至るまでよく出来ており、実際目にするとその価格も納得、むしろ価格以上の魅力があるバイク(だからこそ売れている)。
実際にこのカスタム。プログラムがスタートするのは8月とされ、詳細は不明ではあるものの、まずは画像がリリースされています。
カスタム例として「ヘリテージ」もあり、昔のBMWっぽいカラーリングや仕様も。
こういったスタイルは今見ると新鮮ですが、アルマイト加工など今風のカスタムが見られるのが面白いですね。
このデザインは好みドンズバ。
ダメージ加工も。
削り出しのリザーバータンクキャップ。
アルマイト加工のアルミパーツ。
かなり品質が高そうですね。
サードパーティ製にありそうなレバーですが、BMWのプロペラマークも。
「OPTION 719」とあり、なんらかのパッケージかもしれませんね。
こちらも「いかにも品質が高そうな」パーツ。
R nineTはもともと高品質なだけに、やはり同じクオリティでカスタムしたいという要望を満たしそうなパーツ群だと思います。
BMWがバイク用のコミュニケーションシステム「コネクトライド」を発表。
スマートフフォンとの連携を強めたもので、車両とスマートフォンとの間でデータをやり取りしたり蓄積したりできる模様。
バイクの方では従来のアナログメーターがなくなりTFT液晶ディスプレイを装備することになりますが、スマートフォンに電話がかかってくるとここに表示され、電話を受けるとヘルメットのインカムに繋いだり、ということが可能となるようですね。
カーナビについてもスマホのカーナビアプリやGoogleマップを利用してバイク側に表示させたり、もし事故にあたったりしたらスマホの位置情報をもとに現在地を特定して緊急電話を(バイクが)自動的にかけたり、という便利な機能も。
スマートフォンに内蔵される機能をうまく活用したシステムと言え、バイク側からは速度やエンジン回転数など車両側のセンサーが検出したデータをログとして活用できるようですが、これはもっと進めると車両診断にも使えそうですね。
なおBMWでは「BMWシステム7ヘルメット」も発表しており、電話はもちろん音楽やカーナビゲーションシステムの案内音声もヘルメット内のスピーカーに転送可能、とのこと。
BMWが「ストリート・エア・ジャケット」をアルパインスターズとの共同開発にて発売。
要はエアバッグ内蔵のジャケットですが見た目が比較的普通、かつオシャレに見えるのが良いですね。
技術的にはアルパインスターズの「テックエア・システム」に基づいており、衝突を事前に察知して直前に開く、とのこと。
バイクの場合、エアバッグとは自動車と異なる制御が必要で、自動車の場合は「ぶつかってから」開けばOKですが、バイクの場合はぶつかってから開くとそれでは遅い場合があります。
よって事故寸前の「通常とは異なる」動きを検知してエアバッグが開くことになると思われますが、通常走行時に開いても困りますし、相当に複雑なアルゴリズムなのだと思われます。
加えて、自動車のエアバッグのように「火薬で」開くと人体に衝撃を与える可能性があり、同じエアバッグと言えどもバイク用では全く異なる思想が必要になりそうですね。