ブラックとの対比が美しく、見た目の満足度は高そう
ブルガリアの内装スペシャリスト、Vilner(ヴィルナー)がBMW X6 Mのカスタムインテリアを公開。
もともとは「ブラック一色」のインテリアだったそうですが、ヴィルナーではこれを「ブラック&ブルー」に張替え、さらにカーボンアクセントを付与しています。
なお、ヴィルナーは先日、「第二次大戦時の撃墜王が乗っていたフェアレディZ」の内外装をカスタムし公開したばかりですね。
ブラック→ブラックへの張替えはなかなかできない
なお、このBMW X6 Mのインテリアカラーは、上述のようにもともとブラック。
それを全部引っ剥がしてまた「ブラックをベースにした」インテリアにカスタムしているということになりますが、インテリアのカスタムは相当に費用がかかるため、通常は「もとの色とは別のカラーを選ぶ」ケースが多いと思われます。
そのほうが「カスタムした感」があり、投下した費用に対しての「イメージ的リターン」が大きいからだと考えていて、ぼくだったら「絶対に純正とは違う色を選ぶ」のは間違いのないところ。
なお、ブラック→ブラックへの張替えといっても、剥がしたレザーを再利用することは出来ないので、新規にブラックレザーを用意するということになりますが、見たところ「スムースレザー」と「パーフォレイテッドレザー」が使用されているようですね。
そしてステッチカラーは渋く「グレー」、アクセントカラーに鮮やかなブルー、シートベルトも同じ色味を持つブルー。
アームレストやセンターコンソールには、ノーマルにはない「レザーの切替えし」が採用。
ダッシュボード、ステアリングホイールのスポークに用いられるのはカーボンファイバー。
ステアリングホイールについては、センターパッドの周囲にブルーアクセント、スポーク部にもブルー、そしてグリップ部の12時、4時、8時位置にもブルー。
さらにグリップも「太く」立体的に加工され、スムースレザーとパーフォレイテッド(穴あき)レザーへと張り替えられることに(グリップ部の形状変更やパッド追加については、張替え時に一緒に行う人が多い)。
ステアリングホイールのステッチに関しては、レッド、ライトブルー、ブルーという「Mカラー」が用いられているようです。
センターコンソールはこんな感じ。
ステアリングホイールはじめ、目に入りやすい部分に鮮やかなカラーが用いられていて、これはこれで満足度が高そうでもありますね。
シートの切り返しはオリジナルデザイン。
ヘッドレスト部には「M」の刺繍が入ります。