【動画】GRヤリスはやはりニュルでも速かった！先行するBMW M2にぴったりと張り付いて走行

｜　さすがにGRヤリスがBMW M2を「抜く」ほどの速度差はないようだが　｜

さて、ニュルブルクリンクにて、GRヤリスがBMW M2にぴったり張り付いて走る動画が公開に。

このGRヤリスには、現地で用意される「サーキットパック」が装着され、これにはLSD、18インチ鍛造ホイール、スポーツサスペンション、ミシュラン・パイロットスポーツ4Sタイヤが含まれる、とのこと。

トヨタGRヤリスのドライバーは「まだまだビギナー」

なお、GRヤリスのドライバーがニュルブルクリンクを走るのは14回目で、そのうちGRヤリスで走行するのは今回で2回め。

つまり、そこまでニュルブルクリンクに長けたドライバーではないということになりますね。

そして今回の動画では、そういったドライバーがBMW M2に離されず安定してついて走れるということを証明したものとなっていますが、「そのドライバビリティたるや恐るべし」。

このBMW M2のドライバーがどの程度の速さを誇るのかは不明ではあるものの、参考までに、一般人の乗るドノーマルのGRヤリスがニュルブルクリンクにて7分56というタイムを出しており、これはプロやメディアのテスターが運転する「ポルシェ911ターボ（996）」「フェラーリ・カリフォルニア」「シボレー・コルベットZ06」「ポルシェ911カレラS」「アルピーヌA110S」「ポルシェ911GT3（996）」「ホンダNSX-R」と同じタイムで、プロドライバーの運転するBMW M2のわずか1秒遅れです。

実際にGRヤリスがニュルブルクリンクを走るとこんな感じ

そこで今回の動画を見てみたいと思いますが、まずはニュルブルクリンクにコースイン。

ここからガツンとBMW M2が加速したので一瞬離されるものの・・・。

そこからはけっこうベッタリ。

ドライバーのステアリング操作を見ていると、修正舵を当てるような場面もなく、極めて車両が安定しており、「イージーに」BMW M2を追尾していることがわかります。

おそらくこの安定性には4WD機構（GR4）が大きく貢献しているのだと思いますが、そのほかにも高剛性ボディや低重心等も寄与していることは間違いなく、欧州カーメディアが言うように、「トヨタは、GRヤリスのような優れたクルマを作ることができるのであれば、GRスープラの開発も、BMWと手を組むのではなく、トヨタ単独で行ったほうが良かった」のかもしれません（ただし資金的な問題もあって事実はそうできなかったのだと思いますが）。

GRヤリスがニュルブルクリンクにて、BMW M2に張り付いて走る動画はこちら

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参照：GreatMotors