輸入車のクーペというと、新車ではかなり高価なものの中古だと比較的安価で購入できるイメージが。
ここではスポーツクーペというよりも、ちょっとセレブっぽい、イバリのきくクーペを取り上げてみます。
まずはマセラティ・グラントゥーリズモ。
かなり大きな車で、見た目からしてセレブ感漂う流麗なクーペですね。
初期モデルはロボットクラッチですが、後期にはトルコン式ATが追加されて乗りやすくなっています。
価格を見ると、2008年式で650万円くらいからある模様。
もうちょっと下がってもいいのにという気はしますが、中古だとけっこう人気があるのでしょうね。
次いでBMW 6シリーズ。
これもなかなかに優雅な車で、いかにもリッチな雰囲気が漂います。
中古車を探してみると現行モデル2011年あたりで500万円を切るプライス。
先代になると一気に下がり価格は200万円以下のものもあったりして相当にお買い得な車と言えるでしょう。
そしてアストンマーティン。
ヴァンキッシュでも2004年モデルだと700万円台という驚愕のプライスで販売されていますね。
ぼくはV8ヴァンテージが好きなのですが、2007ー2008年モデルあたりで750ー800万円くらいで探すことができ、これもまたお得な車と言えそうです。
あと数年すれば500万円くらいで買えるようになるんじゃないか、というちょっとした期待も感じさせる寝落ち具合ですね。
あの超高給な内装にこの価格で触れることができる、というのは素晴らしい現実ですね。
ジャガー XK。
これは先代のほうが美しいと考えており、先代で検索。
そうなると自動的に年式が古くなり2001年前後となりますが、なんと100万円以下の個体も多数あり、高くても200万円以下というびっくりするような価格ですね。
ジャガーのクーペがこの価格で乗れるとはという驚きが強く、そして古さを感じさせないこのスタイリングであればどんな状況でもまず中古という引け目を感じることはなさそうです。
なおFタイプは2013年モデルで750万円前後、とまだまだ高価ですね。
メルセデス・ベンツSLについては2002−2004年モデルあたりだと破格の安さで、150ー200万円くらいで探すことが可能。
あのベンツSLにこの価格で乗れる!という衝撃的な事実であります。
ただ、BMWも同じですがモデルが古くなると「旧車」感が出てしまう傾向にあると考えています。
反面ジャガーやアストンマーティンは古くても逆にそれが「味」となり、時間を味方につけているという印象はありますね。