| 新エンジン+マイルドハイブリッドで”53” |
メルセデス・ベンツが「メルセデスAMG CLS53 4Matic+」を発表。
メルセデス・ベンツCLSそのものは第三世代となり、2017年末に公開されたものですが、今回デトロイトショーにてその「AMGバージョン」が公開された、ということに。
AMGの定石通り前後バンパーやトランクリッドスポイラー、エキゾーストシステムやホイールが変更され、外観や性能ともにスポーティーに変化しているのが特徴。
エンジンは新開発の直6
エンジンは新開発の3リッター直6気筒ツインターボ+48Vマイルドハイブリッドにて456馬力を発生。
トランスミッションは9速ATを搭載し、スターターやオルタネーターにも48Vシステムが与えられています。
画像や動画を見る限りでは、「マイルド」ハイブリッドにとどまるためか、「EQパワー」のエンブレムは装着されていない模様。
なお現在AMGのページに記載されるエンジンラインアップは2リッター4気筒(M133)、4リッターV8が二種(M177/M178)、5.5リッターV8(M157)、6リッターV12(M279)。
ここにはまだ該当エンジンの記載はなく、今後サイトにも詳細が追加されることになりそうですね(そして現在の「43」「45」「63」「65」に加え、”53”シリーズも増えてゆくと思われる)。
CLS53の運動性能としては、0-100キロ加速2.7秒、最高時速は250キロ(リミッター作動)。
なお、ジャーマンスリー(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ)の車は通常「紳士協定」によって最高速度が250km/hに制限されますが、各社のハイパフォーマンスブランド「AMG」「M」「RS」においてはオプションでこれを解除できたり、最初からリミッターが設定されないモデルも。
今回のCLS53もオプションの「AMGドライバーズ・パッケージ」装着にて最高速度を時速270キロまで引き上げることができるようですね。
「クーペスタイルの4ドアサルーン」という点では「AMG GTの4ドアバージョン」と重複する部分が多く、そのために「V8ツインターボ」搭載モデルは発売されないと言われますが、これについても現時点では「ウワサ」にとどまるのみとなっています。