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【限定8台】2ドアのメルセデス・ベンツGクラス。マンソリーが放つ「数億円のコンプリートカー」が規格外すぎる

【限定8台】2ドアのメルセデス・ベンツGクラス。マンソリーが放つ「数億円のコンプリートカー」が規格外すぎる

| それなりに「購入する(できる)人が存在するところがまた恐ろしい |

このクルマを買い求める人々は車両の「数倍」のカスタム費用も厭わない

世界で最もアイコニックなSUV、メルセデス・ベンツ Gクラス。

その誕生49年目にして、最も「非合理的」で「過激」なカスタムモデルが誕生することとなり、ドイツのチューナー、マンソリーが手がけた「グロノス クーペ EVO C」は、実用性をあえて捨て去ることで究極のステータスを手に入れた、選ばれし8人のための怪物です。

この記事の要約

  • 異次元の2ドア化: 4ドアのGクラスをあえて「2ドア・クーペ」へ改造する狂気
  • 逆開きの衝撃: 乗降性を無視(?)した、スタイリッシュな「自殺ドア(観音開き)」を採用
  • 鍛造カーボンの嵐: フロントからリアまで、惜しみなく投入されたフォージド・カーボン
  • 超限定生産: 世界でわずか8台。一台ごとに異なるビスポーク仕様
Mansory-Mercedes-benz (3)

なぜ、あえて「不便なGクラス」を作るのか?

通常、Gクラスの魅力はその無骨な実用性と圧倒的な存在感にあります。しかし、マンソリーの顧客が求めるのは「普通」ではありません。

「グロノス クーペ EVO C(Gronos Coupe EVO C)」最大の特徴は、Bピラーを後退させ、リアドアを消し去った2ドア・クーペスタイル。

さらにフロントドアは後方にヒンジがある「スーサイド・ドア(自殺ドア)」へと変更され、「乗り降りしにくい? 論理的ではない? 」そんな批判すら、このクルマのオーナーにとっては「唯一無二である証」という最高のスパイスに過ぎないのかもしれません。

特徴:デザイン・内装・スペック

項目内容・詳細
ベース車両メルセデスAMG G63
生産台数世界限定 8台
エクステリアフォージド・カーボン、専用ワイドボディ、固定式ルーフスポイラー
ドア構造2ドア・クーペ仕様 / 後方ヒンジ式ドア
推定出力900馬力オーバー(マンソリー標準チューンに基づく)
インテリアホワイトレザー、ブラックステッチ、フルカスタマイズ仕様

芸術的なまでの「過剰」演出

外装はディープブラウンのペイントと独特の模様が浮かび上がるフォージド・カーボン(鍛造炭素繊維)とのコンビネーション。

フロントバンパー、大型スプリッター、そしてエンジンフードに至るまでマンソリー流のカスタムが施され、その姿はもはや「走るレンガ」ではなく「走る彫刻」です。

さらには内装も圧巻で、シート、ダッシュボード、ステアリングホイールに至るまでが純白の最高級レザーで覆い尽くされています。

ドバイやモナコの高級ホテルのエントランス、そしてロンドンの中心街で誰よりも目立つことだけを目的に作られた、究極の「自己表現」と言えそうですね。

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競合比較と市場での位置付け

この「グロノス クーペ」に競合車と呼べる存在はほとんどありませんが、あえて挙げるなら以下の通り。

  • vs 標準のブラバス(BRABUS): ブラバスが「究極のパフォーマンス」を追求するのに対し、マンソリーは「視覚的な衝撃」と「ライフスタイルとしての過激さ」を重視
  • 市場の反応: 自動車評論家が「高価なジョーク」と評しても、世界中の富裕層がこの8台を奪い合うことは間違いなさそう。なぜなら、フェラーリやランボルギーニですら「普通」に見えてしまうほどの圧倒的な異物感があるから。

なお、今回の限定台数は「8台」だとしても、マンソリーはこれまでにもいくつかの(メルセデス・ベンツGクラスの)限定シリーズを発売しており、よってその総数としては相当な台数にのぼっており、それだけこのクルマを購入できる(価格は明かされていないが数億円と目される)人々が存在するということにも驚かされますね。

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結論

マンソリーの「グロノス クーペ EVO C」は、自動車の進化の歴史に対する、非常に高価で贅沢な挑戦状です。

軍用車をルーツに持つGクラスから実用性を剥ぎ取り、純粋な「欲望の対象」へと昇華させる。

論理では説明できない。

だからこそ、この「ジョーク」を理解できる8人のオーナーにとって、これ以上の価値を持つ一台は存在しないというわけですね。

 知っておきたい豆知識:なぜ「スーサイド・ドア」と呼ぶ?

今回採用された後方ヒンジのドアは、通称「スーサイド・ドア(Suicide doors:自殺ドア)」と呼ばれます。

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その昔、走行中にドアが不意に開いてしまった際、風圧で一気に全開になり、乗員が外に放り出されるリスクがあったことからその名がついたそうで、現代ではロールス・ロイスのように「優雅な乗り降りを可能にするラグジュアリーの象徴」として、高度な安全技術と共に採用されています(つまり、このドアを備えるクルマは究極レベルの安全性能を誇るということになる)。

マンソリーはあえてこの伝統を、最も無骨なGクラスに組み合わせるという「皮肉」を楽しんでいるのかもしれません。

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参照:Mansory(Facebook)

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