5月12日までの期間限定受注。お値段2320万円
メルセデス・ベンツ日本が国内向けに「メルセデスAMG G63」の特別仕様車、「メルセデスAMG G 63 Edition Matt Black(G63エディション・マットブラック)」を発売する、と発表。
これは「期間限定受注」モデルとなり、つまり台数の制限はなく5月12日までの注文が有効となっていて、その価格は2320万円。
なお、通常の「メルセデスAMG G63」の価格は2076万円なので、244万円ぶん「高価」ということになります。※G550は1593万円、G350dは1170万円
ここまで真っ黒なメルセデス・ベンツGクラスは珍しい
メルセデスAMG G 63 Edition Matt Blackは、新型G63をベースに、メルセデス・ベンツのパーソナリゼーション部門「デジーノ」が提供するカスタムカラー「デジーノマグノナイトブラック(つまりマットブラック)」にマットブラック仕上げのホイールを装着。
さらには「AMGナイトパッケージ」が装着され、これは前後バンパー、スペアタイヤカバー、アンダーボディプロテクションなどがブラック仕上げに、そしてウインカー、ヘッドライトハウジング、テールランプがダークティンテッドつまりスモークに。
なお、この「ナイトパッケージ」は通常オプションでも用意されるものの、ボディカラーがブラックだと選択できないとされており、つまりこのメルセデスAMG G63は「真っ黒」。
今回画像の公開はないものの、インテリアについてもカーボン等を使用することで「ブラック」基調となり、内外装ともに相当にイカツい雰囲気となりそうです。
これまでにメルセデス・ベンツはGクラスにこんな限定モデルを追加されている
なお、メルセデス・ベンツはGクラスの限定モデルをこれまでにいくつか発売しており、ここでそのいくつかを見てみましょう。
まずはAMG設立50周年を記念した「メルセデスAMG G63アニバサリーエディション」。
専用ボディカラー「モーリシャス・ブルー」を採用し、50台のみが2220万円にて発売されています。
そしてこちらは新型Gクラス発表前に導入された「G 350 d Heritage Edition」、「G 550 designo Magno Edition」。
2018年4月4日、つまり「4輪駆動の日」に発売されています。
前者は初期のGクラスをイメージしたもので、後者は専用ボディカラーを用意した豪華版。
こちらは2017年に3ヶ月ほどの期間限定にて販売されたAMG G65のスペシャルモデルで、通常は「デジーノ(メルセデス・ベンツのカスタマイゼーションプラン)」でしか選べない高額オプションパッケージを無償で付与し、ボディカラーもやはり「デジーノ」専用色含めた10色を選べるというもの。
メルセデス・ベンツGクラスは日本市場において高い人気を誇り、一説によると「日本は、世界で一番Gクラスが売れている国」。
よって日本以外の国ではすべて従来型Gクラスが「終売」となったにもかかわらず、日本だけでは継続販売されることとなっています(日本で従来型が販売されるのは、日本ならではの駐車場事情があるのかも)。
VIA:Mercedes-Benz