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新型メルセデス・ベンツEクラス クーペを見てきた!メルセデスならではの伝統+最新デザインを持つ流麗な一台

2020/10/19

| やはりメルセデス・ベンツはクーペを作らせるとピカイチだ |

さて、メルセデスミー大阪に展示されてる新型Eクラスクーペ。

グレードは「E200クーペ スポーツ」、価格は832万円です。

ボディカラーにはブリリアントブルーを採用し、一見すると単なるメタリックというよりも(マツダのソウルクリスタルレッドのような)高輝度塗装のようにも見える色味ですね。

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新型メルセデス・ベンツEクラスクーペはこんなクルマ

ざっと見たところだと、低く、長く、広いという伝統的なクーペスタイルを持ち、コンパクトなキャビンによって車体を大きく優雅に見せているという印象です。

全長4830ミリ、全幅1860ミリ、全高1430ミリというボディサイズですが、フロントは「シャークノーズ」採用にてその全長の数字ギリギリまで塗装部分が延長され、そのためにロングノーズ的イメージも。

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フロントグリルは台形、そしてインナーはダイヤモンド。

グリルフレームはグロスブラック仕上げです。

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ボンネットには2本のパワードーム。

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ヘッドライトは相変わらず「中身をオブジェとして置いておきたくなるくらい」のメカニカルな構造を持っています。

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ホイールは最近メルセデス・ベンツがこだわりを見せる「エアロ」形状。

なお、このリングのようなパーツの裏側は「凹」型にへこんでおり、よってホイール内部からブレーキの熱を放出するのではなく、ボディサイドを流れるエアの整流を目的としたデザインであるようですね。

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サイドステップ下部は外に向かって「広がる」形状を持っていて、これはBMWもいくつかのモデルにて採用するなど、近年拡大しつつある意匠ですね。

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ボディサイドは明確なプレスラインや段差がない、ツルリとしたデザイン。

これはメルセデス・ベンツが現在採用する最新のデザイン言語「官能的純粋」に従ったものですが、いうほど簡単に実現できるものではなく、実現するには「全く歪みがないように」パネルをプレスして組み立てる必要があるわけですね。

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参考までに、かつてルノーが「アヴァンタイム」なるミニバンを発売した際、「広い面積のパネルを歪みなく成形することができなかった」とし、発売が突如終了になったことも(つまり、それくらいプレスラインのないパネルを歪みなく作るのは難しい。言い換えるとプレスラインは七難を隠してくれる)。

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ルーフは半円形で、後ろ半分はかなりゆるやかに下がってゆくことに。

リアウインドウそしてサイドウインドウの上下はかなり短く、これによってキャビンが相当に小さく見えます。

なお、インテリアカラーは「マキアートベージュ(オフホワイト)」なのですが、汚れを警戒してかドアはロック済み。

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テールランプは(片側)2ピース、そして最新の「LEDブロック」を採用した意匠。

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トランクリッドは「ちょっとだけダックテール」。

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そのためテールエンドも長く見えるようにデザインされており、全体的に優雅に見える仕掛けが随所に見られるようですね。

こうやって全体的なスタイリング、ディティールを見ると「さすがメルセデス・ベンツ」と唸らされます。

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