メルセデスAMGも香水を発売。「燃える炎」「自由と贅沢」「情熱とダイナミズム」を表現した三部作、メルセデス・ベンツ香水専用サイトもオープン

｜　香水のボトルもサステイナブル仕様、詰替えにも対応するもよう　｜

実際にその匂いを嗅いでみて「メルセデスAMGの期待通り」の香りなのかはちょっと気になるところ

さて、メルセデスAMGはこれまでにも「チェア」「スピーカー」など様々なグッズを発売していますが、今回はなんと「香水」を発売。

メルセデス・ベンツ自体がこういった「ライフスタイル系グッズ」に対し非常に積極的に取り組んでいるという印象ですが、こういった「自動車ブランドの発売する香水」については実際どれくらいの人が購入するのか気になるところです。

なお、この「香水三部作」の発売に際してのメルセデスAMGからのコメントは以下の通り。

50年以上にわたり、AMGは勇気、情熱、そして最高のパフォーマンス、精度、効率の追求を象徴してきました。メルセデスAMGは、THRILL（スリル）によって、これらの特徴を3つのフレグランスに表現した香水3部作を発表します： SILVER、BLACK、REDです。厳選された原料をベースに、フランス人調香師ファブリス・ペレグランが、メルセデスAMGの3つの核となる要素、テクノロジーを表すSILVER、ラグジュアリーを表すBLACK、情熱を表すREDをそれぞれ象徴する3つの特別なフレグランスを創り出しました。

メルセデスAMG「スリル」はこんな香水

そこで今回新しく発売されたメルセデスAMGの香水「スリル」について見てみたいと思いますが、このシリーズは3つの香りから構成されており、まずは「氷の下で燃え盛る炎のような効果をもたらす」というシルバー。

ベルガモット、アンバーウッド、熱帯植物のパチョリのノートを組み合わせた力強い香りだと紹介されています。

次は「自由と贅沢を感じさせる」ブラックで、メルセデスAMGによると”甘いトンカビーンズがピリッとしたレザーとスパイシーなクラリセージに出会う。熟したタンジェリンがフレッシュでピリッとしたフルーティーな香りを添える”のだそう。

「情熱とダイナミズムを象徴する」レッドはバニラとカルダモンの強烈なコンビネーションによって”アイリスの花の穏やかで贅沢な個性と対比させている”とのこと。

ボトルはいずれのリサイクルガラスとアルミニウムで作られ、詰め替えが可能なサステイナブル仕様です。

これらの香水を担当したのはINCCパフュームズの調香師であるファブリス・ペレグリン氏だとされ、同氏は「香りの調合のみではなく、原材料の持続可能な調達にも非常に高い価値を置く」ことで知られているようですね。

ちなみにこのINCCパフュームズとメルセデス・ベンツは2011年から提携関係にあるそうですが、これまでには「メルセデス・ベンツ・フォー・メン」「メルセデス・ベンツ・サイン」「メルセデス・ベンツ・ザ・ムーブ」「メルセデス・ベンツ・マン」「メルセデス・ベンツ・セレクト」「メルセデス・ベンツ・クラブ」といった5つのメインラインアップが発売されています。

これに加えて「メルセデス・ベンツ・ウーマン」と「メルセデス・ベンツ フォーウーマン」という2つの女性用フレグランスラインがサブラインアップとして展開され、そのほか「ランド」、「シー」、「エア」の3部作も発表されるなど、メルセデス・ベンツはかなり香りに注力しているもよう。

なお、各フレグランスはオンラインショップparfums.mercedes-benz.comで購入が可能ですが、いずれもけっこうボトルのデザインに趣向が凝らされ、なかなかに面白い製品に仕上がっているように思います。

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参照：Mercedes-Benz