| メルセデス・ベンツを扱うチューナーは多々あれど、ここまでのカスタムを実現できるのはマンソリーくらいであろう |
その価格は「非常に高価」であることは間違いなく、しかし限定台数の10台も難なく完売するものと思われる
さて、マンソリーがメルセデス・ベンツGクラスをベースにしたコンプリートカー「グロノス」の6輪仕様を発表。
この「マンソリー・グロノス6x6」は限定10台のみが製作されるそうですが、その出力は900馬力 / 1,200Nmにまで向上しており、マンソリーいわく”究極のオフローダー”。
ボディ形状としてはダブルキャブ+ピックアップトラックであり、本家メルセデス・ベンツが発売した「メルセデスG63 AMG 6x6」に準じた仕様だと考えてよいかと思います。
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ただしメルセデス・ベンツGクラス「マンソリー・グロノス6x6」には独自の仕様も
しかしながらマンソリーが手掛けるからには独自の仕様も多数盛り込まれており、最も大きなものとしては「観音開き」。
一般にドアの構造を変更するのは非常に困難だとされ、これができるコーチビルダーはさほど多くないと言われますが(チリあわせ、保持部の剛性や耐久性の確保が難しい)、マンソリーはこれまでにもGクラスをコーチドア化したり3ドア化したりといった実績も。
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そしてボディにはマンソリーオリジナルの鍛造カーボンファイバー製のパーツが多数装着され、独特の雰囲気を醸し出しているようですね。
メルセデス・ベンツGクラス「マンソリー・グロノス6x6」の真髄はインテリアにあった
そしてマンソリーのコンプリートカーであるからにはインテリアもフルカスタムされており、シートはもちろんシートの台座、フロアカーペット、ピラー内張り、ルーフライナー、さらにはグラブバーやサンバイザー、ルームミラーなど細部に至るまでがミントグリーンのレザーへと張り替えられることに(チェック柄のカーボンパーツも装着されている)。
さらにはアンビエント照明も盛り込まれ・・・。
社内外の照明はモニターにてコントロールできるようですね。
そしてシートにはマンソリーらしいダイヤモンドステッチが用いられ、ヘッドレストはちょっとゴージャスなフカフカ仕様。
ルーフライナーには光ファイバーが仕込まれ”スターライト”仕上げに。
このメルセデス・ベンツGクラス「マンソリー・グロノス6x6」のコストは明かされていませんが、本家メルセデスG63 AMG 6x6よりもずっと高い車両本体価格を誇るものと思われます。
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参照:Mansory