メルセデス・ベンツが「マンソリーっぽい」限定モデル、AMG GT Pro コレクターズエディションを200台のみ発売。冠スポンサーのペトロナス50周年を祝う

Image：Mercedes-Benz

｜　ここまで「ダーク」なメルセデスAMGの限定モデルも珍しい　｜

おかげで「ペトロナス」カラーが最大限に引き立つようだ

さて、ずいぶん久しぶりのような気もしますが（メルセデスAMGがF1でいい成績を収めていないからかも）、今回メルセデス・ベンツがわずか200台のみのモータースポーツを意識した限定モデル、メルセデス AMG GT 63 PRO 4MATIC+「モータースポーツ コレクターズ エディション」を発表。

見ての通りF1マシンを強く意識した「ペトロナス」カラーをフィーチャーした外観を持ちますが、このモデルはシンガポール F1 グランプリ （ペトロナスは隣国マレーシアに本社を置いている）にちょうど間に合うように発売され、「ペトロナスの50周年」を祝うこととなります。

ベースとなるのはもっともハードコアなメルセデス AMG GT 63 PRO 4MATIC+

このメルセデスAMG GT「モータースポーツ コレクターズ エディション」のベースとなるのはシリーズ中もっともハードコアなGT 63 PRO 4MATIC+で、メカニズム的変更はなく、つまりは612馬力を発生させる4リッターV8ツインターボエンジンをフロントに収め4輪を駆動することに。

このペトロナスカラーはフロントスプリッター、フロントエアインテーク、サイドシル、リアディフューザー、ボンネットとサイドウインドウのグラフィックに沿ったアクセントとして適用され、そのほか21インチのマットブラックホイールの外側、そして6ピストンフロントとシングルピストンリアブレーキキャリパーにもペトロナスカラー。

画像を見る限りだとマンソリーが得意とする「ターコイズ」のようにも見え、そうとうなインパクトがあるように思えます。

ベースとなるカラーはF1マシンに使用される「カーボンファイバー」をイメージしたオブシディアンブラックメタリック、車体後半にはAMG ONE やその後の AMG GT ブラック シリーズ P One スペシャルエディションで採用された”手描きのスリー ポインテッドスター”がフェード仕様にて再現されますが、フロントドアにあしらわれるAMGクレストはこの限定車のみの大きな特徴。

このほか、メルセデスAMG GT「モータースポーツ コレクターズ エディション」にはカーボンファイバー製のフロントスプリッター、トリムストリップ、サイドシル、ディフューザーにて構成されるAMG エクステリアカーボン ファイバーパッケージ、AMG エアロダイナミクス パッケージ （リア ウィング)含む）、すべてのクロームエレメントをブラック アウトする AMG ナイトパッケージ II、さらにはパノラマ ガラス ルーフ（これはちょっと意外）が装着済。

メルセデスAMG GT「モータースポーツ コレクターズ エディション」のインテリアはこうなっている

そしてこちらはメルセデスAMG GT「モータースポーツ コレクターズ エディション」のインテリアですが、ブラックのナッパ レザーとマイクロファイバーをメインに構築され、ヘッドレストにはAMGの紋章がエンボス加工、そしてそこにドア、メーターパネル、センターコンソールにはペトロナスカラーのステッチも。

内装トリムの多くにはカーボンファイバーが用いられ、ヒーター付きの AMG パフォーマンス ステアリング ホイールが仕上げのアクセントになっています（スパルタンなモデルがベースではあるが、比較的豪華な仕様を持つようだ）。

各車のセンター コンソールには「1 out of 200」バッジが付与されることでコレクション性を高めており、メルセデス・ベンツの近年の限定モデルの例にたがわず、限定車固有の 屋内用カーカバーが提供され、文字通りの”コレクターズ エディション”としての品格を備えるようですね。

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参照：Mercedes-Benz