★アウトバーンでは時速356キロを超える速度を記録したポルシェ911GT2RSだが★
Sport Autoがポルシェ911GT2RSをアウトバーンでテスト。
動画によるとその最高速は時速356キロを記録しており、これはポルシェの公開した最高速である時速341キロを上回る数字。
なお、自動車のスピードメーターは一般に実際の速度よりも「ちょっと上」を表示するように設定されており(これが上すぎると、いわゆる”ハッピーメーター”に)、Sport Autoは別にGPSによる速度計測を実施。
こちらの数字では「時速342キロ」であったそうで、これはポルシェの主張する「341キロ」とほぼ一緒となっており、ポルシェは(メーター読みではなく)かなり正確な数字を911GT2RSの最高速として公表した、ということになりますね。
自動車に採用されるスピードメーターには誤差がある?
なお自動車のスピードメーター上の速度表示について、多くは回転センサーなど車両からの情報によってなされることになりますが、これはタイヤの磨耗度合いや空気圧によって誤差が出るため、自動車メーカーにおいては「考えうる条件下にて、実際の速度よりも遅い速度表示にならないよう」に設定している模様。
制限速度ギリギリ(メーター読み)で走っていたら、実際は速度オーバーしていたということがあってはならないためだと思われますが、このために許される「誤差」は各国で定められていると考えられ、各自動車メーカーはこの範囲において「意図的に誤差」を設定している、と考えられます。※日本だと「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の第148条」にて誤差の範囲が定められている
動画では歴代911 GT2が勢ぞろい
Sport Autoの公開した動画では993、996、997、そして最新の991世代のGT2が揃っており、それはそれは壮観としか言いようのない内容となっています。
991世代のGT2RSが最高速アタックするに際し、ガソリンスタンド絵給油するところから収録するなど、かなりリアリティのある映像に仕上がっています。
ちなみに動画にてタコメーターの針の動きを見ると、その「回転落ち」の速さはやはりポルシェならでは。
ポルシェに採用されるタコメーターの針の動きは非常に速く、そのために「ポルシェのタコメーターの針は(速く動くように)チューニングしてある」とすら言われましたが、それがよくわかる動画となっています。※空冷時代の針の動きはもっと俊敏で、それが空冷ポルシェの魅力の一つでもある
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