フォルクスワーゲンが「ビートル・デューン」第二弾を発売。
今回も限定モデル(300台)となり、価格は3,269,000円。
なお前回は500台限定、3,210,000円となっています。
エンジンは150馬力の1.4リッターTFSI、トランスミッションは7速DSGとなっており、これは前回と同じスペックですね。
特別装備としてはシルバーのドアミラー、アンダーガード付きの前後バンパー、大型リアスポイラー、専用サスペンション(15ミリアップ)、18インチ専用アルミホイール。
ボディカラーはディープブラック・パールエフェクト、ホイールはブラックとサンドストーム・イエローメタリックとのコンビカラー。
内装についてもボディカラーと同じサンドストーム・イエローメタリックがダッシュボードに使用されており、専用ファブリックシート、そしてステアリングホイールとシフトノブにはイエローステッチが与えられます。
画像を見る限りは昨年のビートル・デューンのインテリアと変更は無いように見えますね。
ちなみに現行ザ・ビートルのプラットフォームは「A5」で現行ゴルフ(ゴルフ7)のプラットフォームは「MQB=Modulare Quer Baukasten」。
MQBは設計やパーツを共有することで車種間のコストを抑えること、最高レベルの強度確保を目的に開発されたフォルクスワーゲン・アウディグループのキモ入りプラットフォーム。
「コスト削減」と聞くといい気はしないかもしれませんが、別の視点から見ると「削減した分のコストで別の部分にコストを掛けることが出来る」、「下位モデルであれば上位モデルと同等のプラットフォームを使わせてもらえる」という利点も。
MQBが使用されるモデルはゴルフ7、ゴルフトゥーラン、B8パサート、AD1ティグアン、アトラス(北米専用)、最新モデルのアルテオン。
アウディでMQBを使用するのはQ2、8V型Q3、8S型TT、B9型A4。
ゴルフ7にとっては「上位モデルと同じプラットフォームが与えられた」ことになりますが、この差は結構大きく、ビートルとゴルフとでは明確に乗り味に差がある、と考えています(どちらも好みの問題で、ゴルフは欧州車らしいカッチリ感があり、ビートルはアメリカっぽいおおらかさがある)。